終わらない悪夢のような壮大すぎる発掘作業……。

 

これ以上もう時間を使いたくないので、「発掘作業がしたくてしたくて仕方ない」って気分になるまで中断することにします……

 

…………。

 

 

気をとりなおして。

 

“最初の地図”の残ってる空白部分を埋める旅に戻ります

 

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……。

 

 

 

 

季節は夏。

発掘作業の毎日から解放され、ぐったりしながらボートで海をただよっていた時のことです。

 

この海で命を落とした者の怨念なのか、船酔いなのか……。

とつぜんの吐き気に襲われ、休憩しようと立ち寄ったのは雑草の生い茂る荒れた土地でした。

 

 

……！

 

ボートから降りて目に飛び込んできた、“異様”としかいえない光景……。

まるで墓標のように地面に置かれた、無数のよくわからない金属の部品

 

 

おそるおそる説明機能をのぞくと、この金属部品はヒマワリ（スチームパンク仕様）だそうです。

 

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……。

 

 

無数のヒマワリから逃げるようにボートを漕ぎ、どれくらいの時間が過ぎたでしょう……。

わたしが流れ着いた簡素な船着場は、自殺の名所のような切り立った崖の下にありました。

 

船着場があるということは、きっと街か村があるはず……。

わたしはホッと胸をなで下ろしました

 

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しかし、本当の恐怖はこれからだったのです。

 

…………。

 

 

 

それは。

 

崖をのぼりきった場所でなにげなく撮った写真の中の一枚に、写っていました。

 

 

おわかりいただけたであろうか。

 

写真の奥に写る、寂しそうにうつむく村人の姿を……！

 

 

寂しいのも当然です。

この村には、井戸と小さな家が２軒だけ。

住人も２人しかいません。

 

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というわけで。

 

大急ぎで村を木の柵でかこんでしまいます！

 

理由は、この村の住人の数。

２人しかいない村人が１人でも減ってしまったら、村を発展させるのがすごく難しくなるのです。

 

村人が村を離れて行方不明になったり、近所をさまようガイコツやゾンビに襲われたりしたら、この村は廃村になってしまいます

 

…………。

 

 

わたし１人だけでの作業は心細いので、村をうろうろしていたオオカミくんやネコちゃんにも手伝ってもらうことに

 

 

村の近所を夜な夜な歩きまわるガイコツやゾンビに気を配りながら、小麦畑をつくったり、ドアだらけの家を建てたり、大忙しの毎日が始まりました

 

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……。

 

 

 

そんなある日のことです。

それは、なにげなくオオカミくんを撮った一枚の写真に写っていました。

 

 

おわかりいただけたであろうか。

 

オオカミくんの背後に写る２頭身の小さな村人を……！

 

 

ででーん

 

ついに村に子供が産まれたのです！

これで村が廃村になってしまう心配はなくなりました

 

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笑顔でかけまわる子供の声を背中に感じながら、さらに村を発展させるべく次の“ドアだらけの家”の建築工事をすすめます。

 

……。

 

 

カボチャのランタンを作っていたわたしは、ふと妙な不安を感じて顔を上げました。

 

そして、見てしまったのです。

村をかこむ木の柵の向こう側に、この世の者ではない異形の者の姿を……

 

恐怖は終わってなかったのです！

 

 

異形の正体は“エンダーマン”。

よゐこさんがマイクラ動画でボコボコにされてたのを見て、怖くてずっと戦わないでいたモンスターです

 

 

夢に出てきそう……。

 

 

カボチャのランタンを置いて、静かに剣をかまえます。

この村に暮らす住人たちと動物たちを守るため……！

 

…………。

 

……。

 

 

意外とあっさり倒せました エンダーパール、げっとです！

 

 

もう３ケ月くらいマインクラフトで遊んでるし、ゲームの腕があがったのかも

 

そんなふうに思ったのですが。

 

考えてみたら、よゐこさんって登場する全ての敵にボコボコにされていたような……。

つまり、エンダーマンが強いんじゃなくて……

 

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……。

 

 

 

翌朝。

 

アイアンゴーレム降臨！ 村人が１０人超えたみたいです

 

 

オオカミくん、ネコちゃん、そしてアイアンゴーレム。

みんなに手伝ってもらって、次の“ドアだらけの家”が完成！

 

この村に来たときは、右端の２軒の小さな家と井戸しかありませんでした。

 

 

まだ心もとないので、もう１軒ドアだらけの家を建てようと思います。

 

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建築資材を採るため薄暗い森に足を踏み入れると、そこには色とりどりのチューリップが咲き乱れていました

 

死者を弔うために誰かが植えたのでしょうか……。

 

…………。

 

 

さらに奥へ進むと。

 

お墓……？

 

 

やだな～。こわいな～。

 

そう思いながら掘りかえしてみたのですが、なんだかよくわからない物でした。

 

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……。

 

 

村に戻り、集めてきた資材で３軒目のドアだらけの家を作る作業開始！

 

 

次はどんな家を建てるのかというと。

 

せっかくスチームパンクテクスチャーを使ってるんだし、それっぽい建物をつくってみよう！

ということで、機械っぽい模様の木材とかでスチームパンクなビルを建てることに

 

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夜景を撮った一枚の写真。

三階建てのスチームパンクなビル、なかなか良い感じにできました

 

 

おわかりいただけたであろうか。

 

小麦畑に３体のアイアンゴーレムが写っていたことを……！

 

 

というわけで。

 

住人が２人しかいなかった過疎の村。

無事に住人が３０人を超えました！