暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

手書き

2020年04月07日 | 古民家

 便りが無いのは良い便り・・・(元気な証拠・・・)

手紙のやり取りが少なくなって・・・そんな言葉の意味も伝わりづらくなりました・・・。

メールのやり取りが頻繁になって・・・その速さに追いつかない自分がいて・・・

表現の場も広がり、どこまで足を突っ込むか悩む自分もいます・・・。

返事を待つ間・・・ドキドキする気持ちは今も昔も変わらないけれど・・・

自筆で書く、やっかいな行為があるからこそ・・・待ちわびる心は、大きく膨らむんだろうと思います・・・。

手刻みで加工される木材・・・墨付けから刻みまで、1棟加工するのに1か月以上かかります・・・。

森に入って、良材を選ぶ時間を入れれば・・・半年や1年はあっという間に過ぎてしまい・・・

住まい造りに、数年は必要だと言われ・・・信じられないと思うのか・・・

一生に1回の事・・・当たり前だと思えるのか・・・?

車やおもちゃを買うように家を買う時代・・・・

写真やCG画面で確認して・・・ポチッとボタンを押して買えてしまう時代も来ています・・・。

市場の棚に並ぶ果物や魚・・・芸術的な並べ方であったり・・・乱雑だったり・・・

雑多な喧騒に囲まれて・・・自分の目で見て買い物をする行為が大切で・・・

人と他愛もない話しをする喜びがあって・・・

地域と繋がり・・・人と繋がり・・・多くの事を見聞きする・・・

里山の暮らしや・・・田舎暮らしにはそんな日常がありました・・・。

2次元がリアルな世界を持つほど、技術は進んでいますが・・・・

手書きの文字の世界には・・・書き手の、踊るような心が溢れていて・・・・

映像を見るよりも、豊かな心の内を感じる事が出来ます・・・。

手書きの文字・・・自分も書く機会がめっきり減ってしまいました。

 


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