暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

あたたまる

2020年11月24日 | 古民家
 首の廻りをホッコリさせて・・・すれ違う人も、窓の外を歩く人の姿も様子が変わり始めると・・・
風の音も妙に寂しく・・・体に沁みる冷たさを感じるようになって来ました・・・。
シューシューとおちょぼ口から白い湯気が立ち上り・・・炎の色は温かく・・・
電気ストーブや、エアコンの味気ない温かさに体が追いつかず・・・
薪や炭の心もとない温かさであっても・・・心に心地よい温もりを届けてくれる灯しに顔がほころびます・・・。

家の中で薪を燃やせば・・・たちまち住まいの中は燻された匂いで包まれて・・・
ずっと煤けさが鼻に残ってしまいます・・・。
炭で暖を取るには・・・相当の量が必要で、魚を焼いたり・・・干物をあぶったり・・・
燃料として使いうにはほど遠く・・・優雅な旅館の食事風景で見掛けるくらいのものになってしまいました・・・。

エアコン1台で大きな空間が温かく涼しい暮らしとなる住まいとなって・・・
古民家の不効率で・・・悪列な住環境と、CO2排出削減とは真反対の暮らし向きは・・・
おすすめ出来る住まい造りでは無いと思われ・・・耐震強度も甚だ悪いと言われる始末で・・・
伝統工法の住まいのどこが良いのかと言われますが・・・
30年過ぎれば廃棄物の塊のになる素材で作られた建物・・・(あくまでも個人的な見解です。)
住み継がれる事無く、空き家予備軍になる建物は・・・先の未来が見えない住まい造りになっているような気がします・・・。
100年・・・200年住み継がれる住まいを、地域が守り誰もが住み継げる環境造り・・・
囲炉裏や竈のある住いでは無く、伝統工法を生かした住まい造りの中で・・・
心が温まる暮らしを守れる環境と健康的な意味を知ってほしいと思います。
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