日の目を見ない場所や物に光を当てる・・・普段の生活に寄り添いすぎて、関心が向けられなかったモノ・・・
何故か気になる人と・・・アンテナを張って、まだ見ぬコアな世界を開拓する人達・・・
オタクと表現されて・・・毛嫌いされて来た世界が花開いたのは・・・海外の方々の力なのか・・・
社会が変わり、多くの方が目を向け始め・・・大衆に受け入れ始められたからなのか・・・?
古民家の世界に・・・一時期はゴミ扱いされた伝統工芸や民具など、骨董の世界があって・・・・
・・・どの家にも鮭をくわえた木彫りの熊を見かけたものですが・・・
邪魔者扱いされていた頃から、今では造られた年代に作者・作風にこだわり、レアアイテムとなるモノもあります・・・。
古民家での内装で見られる・・・煤竹や杉の板材・・・大口径の地松や欅の梁・・・柱・・・
水屋箪笥に桐箪笥、板戸に障子に・・・欄間・・・・
使い込まれた素材には・・・新しく造られた調度品には無い魅力があります・・・。
暮しの中で使い込まれた味わいがそのまま残っています・・・。
二度と元には戻れない事はたくさんあって・・・歴史の中に失われてしまったものも多いはず・・・。
それは一時の快楽や・・・勘違いで、廻りに流されてたどり着いてしまった大きな過ち・・・
物言わぬ大切な何かに気付き・・・目の前にあるのに、見えていない物を見つける感性を養う・・・
くだらないと言われ・・・さげすまれて来た時間に目もくれず・・・
自分の想いを貫くほど真剣に、心寄せられる出会いが今もどこかで待っているような気がします。