暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

見つける

2020年04月03日 | 古民家

 日の目を見ない場所や物に光を当てる・・・普段の生活に寄り添いすぎて、関心が向けられなかったモノ・・・

何故か気になる人と・・・アンテナを張って、まだ見ぬコアな世界を開拓する人達・・・

オタクと表現されて・・・毛嫌いされて来た世界が花開いたのは・・・海外の方々の力なのか・・・

社会が変わり、多くの方が目を向け始め・・・大衆に受け入れ始められたからなのか・・・?

古民家の世界に・・・一時期はゴミ扱いされた伝統工芸や民具など、骨董の世界があって・・・・

・・・どの家にも鮭をくわえた木彫りの熊を見かけたものですが・・・

邪魔者扱いされていた頃から、今では造られた年代に作者・作風にこだわり、レアアイテムとなるモノもあります・・・。

古民家での内装で見られる・・・煤竹や杉の板材・・・大口径の地松や欅の梁・・・柱・・・

水屋箪笥に桐箪笥、板戸に障子に・・・欄間・・・・

使い込まれた素材には・・・新しく造られた調度品には無い魅力があります・・・。

暮しの中で使い込まれた味わいがそのまま残っています・・・。

二度と元には戻れない事はたくさんあって・・・歴史の中に失われてしまったものも多いはず・・・。

それは一時の快楽や・・・勘違いで、廻りに流されてたどり着いてしまった大きな過ち・・・

物言わぬ大切な何かに気付き・・・目の前にあるのに、見えていない物を見つける感性を養う・・・

くだらないと言われ・・・さげすまれて来た時間に目もくれず・・・

自分の想いを貫くほど真剣に、心寄せられる出会いが今もどこかで待っているような気がします。

 

 

 

 


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