暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

たくましく

2020年04月05日 | 古民家

 道端に奇妙な落とし物・・・(捨てられた物)を見つける・・・

タバコの吸い殻は相も変わらずそこかしこで目立っており・・・収束する気配は少なく・・・

ビニール的なゴミもよく見かけ・・・コンビニ袋(コンビニ限定ではありませんが)が風に吹かれ・・・

ワシャワシャと音をたてながら・・・空に踊っています・・・。

磁石を紐で縛り・・・ずるずると引きずって遊んでいると、釘やネジ・・・

空き缶のフタなどが付いてきて・・・それを持って廃品回収のおじさんに買ってもらう・・・

昭和な社会が生んだ、たくましい子供の行為ですが・・・

ゴミをゴミと思うか・・・お金になる資源と思うか・・・・・

自国で処理出来ない資源を・・・他国に持ち込んで、再利用出来るまでの処理を押し付ける・・・

もったいないの精神で・・・燃やした灰まで有効利用していた仕組みは無くなってしまいました・・・。

憧れとなる職人の世界ですが・・・後継者は育っていません・・・。

伝統工芸がこの先も愛され・・・残してほしいと励まされても、生活が出来なければ・・・廃業となります・・・。

お米を作っても赤字になる農家さん・・・苦労する親を見て、苦労する親は子供に苦労は掛けられまいと・・・

どちらとも無く・・・農家を継ぐ選択は避けて来ました・・・。

森から木材を伐採しても赤字になる林業・・・急斜面での作業などの過酷な労働に、若い世代が興味を持ってもらえるはずも無く・・・

ブランド力のある地域でさえ・・・国の補助金無くして、経営の基盤は築けずにいます・・・。

たくましく・・・脇目もふらず、がむしゃらに仕事をして来た時代が、良かったのか?悪かったのか・・・?

10年後・・・せめて、その期間を見据えて・・・ジタバタする時なんだと思います。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 物の怪 | トップ | 満たされる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿