かなり強気な権利取日:9月25日(金)後場

かなり強気な権利取日:9月25日(金)後場

日経平均株価 ¥23,204(△¥116)

半期の権利取り最終日らしい強さ。年末高を想定すると強気になる?

後場の相場概況

米国民主党は、新たな景気対策として、253兆円もの莫大な計画を策定していてそれを大統領選挙の目玉にしたい考え。しかしすでに米国では300兆円もの新型コロナ対策を実行済みでその上さらに同規模も景気対策を遣ろうものなら、それこそインフレを誘発するんじゃないか?

そして借金大国の米国の財政は恐ろしく棄損することになるし、ドルは基軸通貨の地位を守れるのか?と言った懸念も出てくる。そしてそんな予算が議会を通過するようなら、円高は¥90レベルにまで達するだろうしね。そうなると、日本経済は完全に息の根が止まる。

とにかく民主党のペロシ下院議長というのは、ちょっとトンデモ議長なんだと思う。日本同様にいま、民主党が政権奪還となると、痴呆の大統領、極左の副大統領、変人の下院議長ということになって、まず米国は終焉を迎えそう。トランプ大統領がそうとうイカレてるといわれてるけど、そんな比じゃないね。

というわけでいよいよ来週は、トランプvsバイデンのTV討論第一弾が行われる。それで、恐らくトランプとバイデンの支持率は拮抗するだろうし、残り2回の討論でトランプは逆転するだろう(支持率は負けるかもしれんけど)。

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さてさて、そうなると、いよいよ米中対立に一気に焦点があてられると思う。もちろん新型コロナもまたぞろ勢いを取り戻していて、欧州ではフランス、イギリスがとんでもないことになってる。そしてひたひたと米国もまたぞろ感染者が増加傾向に入ってきてる。

そういうことを考えると、この週末の買持越は中長期以外では無駄かもしれない。もっとも売り方も配当支払いは嫌なはずだけど、低利回りなら勝負になるかもしれない。

後はとにかく米国市場の需給だよ。もちろんハイテクが最も悪化してて・・・、というか一回戦終わりという感じかもしれない。

後場の取引とポジション

6758 ソニー ¥8,100(▲¥55)
空売)¥8,156×2000(含み益¥112,000
空売)¥8,153×2000(含み益¥106,000
空売)¥8,150×2000(含み益¥100,000
空売)¥8,148×2000(含み益¥96,000

ドケチなソニーは配当が低い。この週末はノンポジで行こうと思ってたけど、面白くないので、というかポジがないといろいろ身が入らないから、売り建てることにしたんだが・・・。その場合はやはり利回りが半期で0.25%(¥20)のここだよなぁ・・・。無配のマツダという気もしたけど、前場からそういう動きになってたから手が出なかった。

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9984 SBG ¥6,164(△¥77)
空売)¥6,190×4000(含み益¥104,000
空売)¥6,188×2000(含み益¥48,000
空売)¥6,185×4000(含み益¥84,000

さてSBGも年間の利回りは0.7%と低い。まぁ、トランプ当選ともなれば、いよいよSBGも上場維持なんかしてたらどうなるかわからんし、上場廃止を検討しているという気持ちもよくわかる。とにかくアリババ株とか、売れるうちに行っておかないと。そういう意味ではアームの売却はいよいよ孫社長の危機感は半端じゃないというレベルになってるのかも。


7270 SUBARU ¥2,048.0(△¥41)
買)¥2,026.0×1000
買)¥2,025.0×1000
買)¥2,018.5×8000
売)¥2,050.5×6000(+¥192,000
売)¥2,049.5×1000(+¥23,500
売)¥2,049.0×1000(+¥24,000
売)¥2,040.0×2000(+¥43,000

自動車は後場後垂れちゃって変なところで利食いしておいたけど、結局月曜の配当権利落ち分を今のうちに上げておくか、みたいなそんな値動きだった。ただしSUBARUは1Q決算での減配がすべて。財務的には余裕のよっちゃんなのに、減配したから株価がこうなったのは明白。これで今夜あたりに円高が進んだりすれば、¥1,000台が視野に入ってくるので、楽しみではある。

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7203 トヨタ ¥7,042(△¥114)
買)¥7,008×10000
売)¥7,036×10000(+¥280,000

結局トヨタにしても、しっかりと配当分だけは上昇という推移。なんだか自動車はこの週末で勝負に来たような、そんな値動きだったよね。けど買い方は分が悪いと思うんだが・・・。


6777 SANTEC ¥1,928(△¥23)
買平均)¥1,924×3000
売平均)¥1,925×3000(+¥3,000

つまらないのでやっぱり止め!(苦笑)

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本日の収支(前場・後場合算):+¥340,000


後場の独り言

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世界の市場が大きく縮小したままに、業績期待を持ったところでどうにもならないという気分が株式市場に蔓延し始めてると思うのよ。いよいよ新型コロナワクチンが具体的にどうなって、それでその結果経済が本当にコロナ以前の形に回復するのか?という懐疑論だよね。

だいたいにして年内にワクチンができたとしても、全国民に投与するとなると半年くらいは平気でかかるだろうし。また当然ワクチン拒否派も少ないくないはずで、結局はコロナ以前の7割とか、そういうレベルのまま2021年は推移するんじゃないかと。

けれどもそこに大型の景気対策が出ると話は別、というのが株式市場の理屈になってくるわけだが・・・。

やっぱね、この株式市場を維持するためには、というか大きくシコリになってる上値の需給を整理する意味でも、1、2カ月くらいは下落、もみ合いが必要かも。その水準がやはり新型コロナ以前の7割程度だとすると、米国ダウは$21,000、日経平均は¥17,000とかの水準になる。でもそれって、戻りのほぼ全値溶かし。2番底の水準だ。

株式市場は分らんからねぇ・・・確率「0」とは言えないよな。

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