子ども用サングラスの選び方と紫外線の影響は?
夏場などでは紫外線が気になる事が多く、子どもの目や今後の視力などが気になります。
子ども用のサングラスはいろいろな種類があり、目的や用途に合ったものを選ぶ必要があります。黒いサングラスは基本的に目を守るというよりもおしゃれで書けることが多く、実際に目を守るには、透明に近いサングラスで紫外線カットやUVカットがされているものが適切です。
子どもでもいろいろなサングラスがあり、レイバンなどのメーカー品やスポーツ専用もあり、また西松屋などで販売しているおもちゃのものもあります。
そんな子ども用のサングラスの選び方と紫外線についてご紹介します。
紫外線による影響は?
目の病気のほとんどが紫外線からと言われています。
- 紫外線性角結膜炎(しがいせんせいかくけつまくえん)
- 翼状片(よくじょうへん)
- 瞼裂斑(けんれつはん)
- 白内障(はくないしょう)
このような病気が紫外線によって発症すると言われています。また子どもは大人に比べて紫外線の影響を受けやすいとも言われており、紫外線対策が必要になります。
また、最近では増えてきたLEDライトやパソコン・スマホ・タブレットから発するブルーライトも目の影響に関わってきます。
こういったブルーライトや紫外線をカットできるサングラスを着用することで目を守ることができます。もちろん、パソコン・スマホ・タブレットなどを長時間見ないということも大事です。
サングラスはおしゃれと対策は別もの
サングラスはいろいろとあり、黒いサングラスでもUVカットなどをされているものがほとんどです。
ですが、黒いサングラスをかけ続けることで、目にとって影響もあります。
暗くなると光の調整をする瞳孔の動きを妨げることになります。サングラスを通して入る光は瞳孔が大きく開いていても問題ないですが、サングラスを通さずに入る光(サングラスの外側)は開いた瞳孔に直接入ることになります。
これにより、目の水晶体や網膜に影響をもたらす原因にもなると言われています。
目に良く紫外線などもカットしてくれるものは、薄い黄色のレンズで医科向けに作られたものが最適です。
紫外線もカットし、もちろんブルーライトもカットできるものになっています。瞳孔は黒いサングラスと違い、しっかりと光が入って明るい状態なので開いたり閉じたりします。
この瞳孔の動きにより、サングラスから漏れた光にも対応できるようになります。
もちろん、黒いサングラスが全てダメだということでもないです。1日中付け続けるのではなく、おしゃれとして付けるには問題ないです。
一番勘違いしやすいのは黒いサングラスを付けていれば大丈夫という考え方です。おしゃれと目の保護を同時に行うようにせず、使い分けが必要です。
子ども用のサングラスの選び方と紫外線予防
サングラスはおしゃれと保護を別々のものと考えて購入しましょう。
目の保護が目的であれば、医科向けに作られたものがベストです。その他にもレンズの色の濃さではなく、紫外線カットの数字が大切です。
紫外線は一年中あります。ですがピーク時期もあります。紫外線のピークは5月から8月の時期と言われています。
こういった時期には目を守るためにも、サングラスやつば付きの防止で少しでも対策をするようにしましょう。子どもによってはサングラスを嫌がる子も多く、夏場にお出かけなどをする際は、帽子を着用するようにしましょう。
外出時は常にサングラスが必要?
紫外線を気にするあまり常にサングラスをするのかと考える方も多いですが、あくまでも目を守るためのアイテムがサングラスということです。
基本的には、人間の目は紫外線を防ぐ力があります。ですが、長時間の移動や外出で強い紫外線を浴び続けると目の病気の原因にもなります。
ですから、日中のほとんどを外で過ごしたりする場合は、サングラスやつば付き帽子で紫外線から守る必要があるのです。
特に紫外線の影響を受けやすい子どもには、しっかりとした対策が必要です。
逆に言うと短時間などの外出や紫外線が弱い日などは、おしゃれなサングラスをつけて楽しむことも大事です。
日頃からおもちゃのサングラスなどを付け慣れていると、いざ紫外線がきつい日でもサングラスすんなりとかけてくれるようになります。
おしゃれで付けるサングラスと目を守るサングラスの使い分けをすることで、子どもにとって苦にならない紫外線対策をすることができます。
メガネやサングラスを嫌がる子には
顔に何かを付けるということに慣れていない子は、メガネやサングラスを嫌がることが多いです。
そういった子には、サングラスを諦めてつば付き帽子に切り替えるのも一つの方法です。つば付き帽子はつばが7cm以上のものを選び深めにかぶることで紫外線を50%カットできるとも言われています。
また、お父さんやお母さんが日頃からサングラスをかける習慣を付けていると、子どももお父さんやお母さんの真似をしてサングラスを付けるようになったり、興味を持ったりすることになります。
子どもに無理矢理つけたりせず、まずはお父さんやお母さんが付けているところをみせてあげて、貸してあげたりしてサングラスに慣れていくようにしましょう。
お父さんやお母さんの行動一つで、子どもの身体を守ることができます。まずは、おしゃれでサングラスをつけてあげるようにして慣らしていきましょう!