【奈良県】洋食わだきん(御所市)&道の駅かつらぎ、ハンバーグと大きいエビフライを堪能

奈良県の中部に位置する御所市(ごせし)にある個人レストラン「洋食屋 グリル&コーヒー わだきん」に行ってきました。ハンバーグなどのおいしい洋食を堪能しました。帰り道では葛城市の「道の駅 かつらぎ」で買い物、それぞれの魅力などを紹介します。

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奈良県葛城市、御所市とは?アクセスなど

奈良県中部にある御所市・葛城市は大阪方面からは西名阪道や南阪奈道路、もしくは国道165号・309号線などで行くことができます。私は南阪奈道路という高速道路で行きました。4車線から途中対面2車線になりますが、交通量は少なく比較的運転しやすい道路です。途中に大阪と奈良の県境となる竹内トンネル(約1400メートル:トンネル内に県境あり)を越え、南阪奈道の葛城インターチェンジで下車。奈良盆地ともに壮大な景色が広がります。

葛城市は大阪との県境にあります。二上山(にじょうさん・ふたかみやま)というハイキングコースや當麻寺(たいまでら)という曼荼羅(マンダラ、仏教の絵)などで有名なお寺がある、自然豊かなところです。当麻蹴速(たいまのけはや)と呼ばれる「日本書紀」に伝わる勇名をはせた人物がおり、相撲発祥の地ともされています

御所市はごせしと読みます。奈良県内では一番人口が少ない「市」だそうです。「葛城山の山ツツジ」が有名で春~初夏には山一面が真っ赤に染まります。自然豊かなでのどかな田園地帯といったところでしょうか。秋には田んぼ一面に「ヒガンバナ」も咲き誇り、秋口にも地面が赤(と緑)で覆われます(写真はイメージです)。

ツツジ

洋食屋 グリル&コーヒー わだきん(御所市)

葛城ICから車で15分ほど走らせると、ログハウスの「洋食屋わだきん」に到着します。

雄大な葛城山が南側にあり、訪れた時は天気もよく葛城山と青空のコントラストが見事でした。わだきんという名前はオーナーシェフの和田欣也(わだきんや)氏由来。昭和63年にオープンしたそうで、この場所で30年以上続いているのはすごいですね。

わだきん外観
葛城山

田んぼの中にあるログハウス、まわりにも民家はほとんどありません。本当に畑・田んぼの中にあるログハウスです。こちらのお店には3ヵ月~半年に1回程度、ドライブも兼ねて訪れています。なお三重県の精肉屋 和田金とは異なります(検索するとこちらもよくヒットする)。以前行った時と異なり、待合のベンチ前に緑のカーテン(おそらく朝顔)ができていました(この緑の裏に椅子があります)。

わだきんのログハウス
わだきん緑のカーテン

駐車場は2か所、店舗前は5台ほど駐車でき舗装されています。もう1か所は歩いて1分ほどの場所にあり、こちらは20台以上駐車できます(青空駐車)。ただし足元が砂利になっています。

わだきん駐車場1
わだきん駐車場2

店内もログハウスゆえ、木の椅子や柱のつくりとなっており、天井は吹き抜けです。ただし入り口や2階への階段はやや勾配きつめですので注意してください。店内は約40~50席ほどあります(現在はコロナ対策で座席数が減っています)。混雑時は大きなベンチで合席を求められることもあります(写真は2階)。

わだきん店内

いつも頼むメニューは?

営業時間は11:00~14:00のランチタイムがメイン(土日は夜も営業しているそうです)。今回の到着時刻は11:45頃でしたが既に店前駐車場は満車、未舗装の離れ駐車場も10台ほど停車していました。待ちができていたのでウェイティングボードに名前を書いて待ちます。記入から約20分後4人席に通されました。

お手頃な値段なのは店名がメニューについている「わだきん」(1320円)、骨付きウインナー・エビフライ・フライドチキンのグリルプレートとなっており、これを注文されている方が多く、その次に1380円のハンバーグの注文が多い印象です(価格・内容は2019年9月現在)。ちなみに以前の「わだきん」は唐揚げだったと記憶していますが、メニューが微妙に変更されていますね。平日に訪れたことはありませんが、日替わりランチもあるそうです。そのほかビーフカレーやステーキもありますが、ステーキ類はかなり高く流石に注文されている方を私は見たことありません。

わだきんメニュー1
わだきんメニュー2

そんな中、私たち家族がいつも注文するのは「ハンバーグ&エビフライ」というメニューです。わだきんでは是非ハンバーグを食べて欲しい、そして大きなエビフライが2尾ついた「ハンバーグ&エビフライ」が私は一番おすすめ。値段は税込2350円と少々お高めですが、頼む価値があります。

コーンポタージュスープのみはじめに運ばれます。クリーミーで味が濃くほっと一息できます(ただしちょっと量が少なめです)。ご飯(ライス)の量は大・中・小が選べます。おコメも吐田米(はんだまい)という地元のおコメを使っており、ふっくらして美味ですので、中サイズ以上がおすすめ。

スープ
ライス

そしてメインディッシュであるハンバーグ、エビフライ、サラダがワンプレートで運ばれてきます。

ハンバーグ&エビフライ

大きなお皿の上にはミートソースがかかったハンバーグ、大きな有頭エビフライが2本(タルタルソース)、サラダ(サニーレタス、プチトマト、キュウリ、ホワイトアスパラガス、ハム、フレンチドレッシング)、そして果物は今回「イチジク」と「ブドウ」でした。

まずサラダをいただきます。見た目はシンプルですがドレッシングもさっぱりとして野菜が新鮮なのか味が濃いです(特にプチトマトがおいしかった)。あと付け添えのロースハム?(見た目はごく普通のハム)がなぜかおいしい。

次にメインのハンバーグ、最近流行り?の粗挽きで肉汁ジュワーでは無く、肉をよくこねているのか非常に柔らかくナイフがふわっと入るハンバーグです(ナイフではなく割り箸のほうが食べやすい)。とても柔らかくオリジナルミートソース(デミグラス)がおいしいのでパクパク食べられます。ご飯との相性も抜群で、甘めのソースだけでもご飯が進みます。黒毛和牛100%なので肉の味そのものがおいしく大満足です。ソース・ハンバーグともオーナーのこだわりが感じられます。

ハンバーグの中身
エビフライ

そしてエビフライ、丸かじりでもいいですが、こちらはナイフ・フォークで切ってからのほうが食べやすいです(レモンは好みで)。衣はさくさく、身がぷりぷりでエビフライは是非食べて欲しいです。また頭の部分の濃厚な「ミソ」と香ばしく揚がった脚の部分もお勧め、大きいので2尾で十分堪能できます。ハンバーグは「当店自慢の味」だそうですが、エビフライも負けていません。

果物は、この日は初秋ということなのか、イチジクとブドウでしたが日や季節によってオレンジ、パイナップル、メロン、イチゴなどのときもあります。パイナップルが全く酸っぱくなくておいしかったのですが、イチジクもなかなかのものでした。ブドウも種無しで食べやすかったです。ちなみに食後のドリンクサービスはなくなったようです(平日はあるかも、記憶があいまいですみません)。

娘も大満足、ごちそうさまでした。

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道の駅 かつらぎへ

帰り道、国道166号線沿いで南阪奈道路の葛城インターチェンジ付近にある「道の駅 かつらぎ」で休憩とお買い物をしました。

道の駅かつらぎ

2016年11月にオープンした比較的新しい道の駅で、フードコート・農産物直売所・観光案内所などがあります。連休中ということで駐車場の車も多めでしたが、2か所ある駐車場のうち下側の駐車場にはすぐに駐車できました。

農産物直売所はかなり広いです。近郊で取れる野菜・果物を中心に大和ポークや乳製品、お菓子、工芸製品、お土産品などが売っています。奈良県の特産品である「柿の葉寿司」(メーカーは「たなか」)のコーナーもあります。今回は野菜・果物(バジル、無花果など)や牛乳を購入しました。特に牛乳「西井牧場 飛鳥の美留久(あすかのみるく)」は味が濃くてとってもおいしいですよ。

かつらぎ農産物直売所
柿の葉寿司

観光案内所には葛城市の観光案内(パネル、パンフレット)および木育に使われるヒノキなどの積み木、ボールプールがあり、子供が遊べます(人は少なめ)。

観光案内所
ヒノキのボールプール

フードコート(レストラン)は訪れていませんが、ピザやジェラードなどを扱ったカフェ、パン屋さん、健康的なお惣菜小鉢をたくさん選べる定食屋、大和ポークと麦とろを使った豚丼などがあるようです。

まとめ

御所市の洋食「わだきん」のハンバーグ&エビフライ、「道の駅 かつらぎ」を紹介しました。

自然が多く、大阪からのアクセスもしやすいので、観光やドライブのコースに組み入れてみてはいかがでしょうか?御所市より東側には世界遺産である「吉野・大峯」地域もあり、雄大な紀伊山地や寺社を観ることができます。

わだきんは休日には行列もできていることが多いですが、比較的席が多いのと、周りの空気がきれいなので待つこともあまり苦痛になりません。道の駅かつらぎは地元の野菜やお土産を購入できるので、こちらも訪れてみてください。