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検索する人の心理とGoogleの出した答えを読み解く マイクロモーメントと多様性

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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

ブログを立ち上げた以上、
アクセスを呼びこむ必要がある。

趣味ブログなら書くことが目的でもいいだろうが、
ビジネスとなるとそうはいかない。

客の来ない店は、ないと同じだ。

 

アクセスを呼ぶ手法は複数ある。

中でも王道な、オーガニック検索について
少し掘り下げてみたい。

 

☆オーガニック検索とは、
Googleの検索エンジンで各サイトが抽出される仕組みのこと。

自然検索とも呼ばれ、広告検索と区別される。

 

☆広告検索は、Googleに広告費を払って表示させているサイトで、
検索結果の上位に「広告」と表示される。

 

大抵は、2つ3つの広告検索の後に、
オーガニック検索結果が10サイトほど並ぶ。

アフィリエイターが狙うのは、
このオーガニック検索で上位に入ることだ。

☆広告検索を駆使しているアフィリエイターもいるが、
初心者は手を出さない方がいい。

広告代に見合う結果を出すには、それなりのスキルを要する。

マイクロモーメント

マイクロモーメントとは、
人々がスマホなどで検索行動を起こす瞬間のこと。

検索行動の裏には、

「知りたい」
「買いたい」
「行きたい」
「したい」

という4つの欲求が隠れている。

 

これはGoogle社が提唱していることだが、
Googleの検索結果を見ると、
Googleが4つの欲求のどれを重視しているか見えてくる。

 

検索窓の直下に、小さめの文字がいくつか並んでいる。

一番左は「すべて」だが、2番目は検索文字によって変わる。

 

例えば「イタリア料理」で検索すると、
2番目の文字は「地図」となり、
検索結果の最上部に地図が表示される。

この場合は、検索者の欲求は、

「行きたい」

となる。

 

Googleが、
「イタリア料理」で検索する人は、
イタリア料理店を探していると予想して、
検索者に最適と思われる結果を返している。

だから検索上位のサイトには、
検索場所付近のお店の紹介が並ぶ。

 

次に「イタリア料理 マナー」で検索してみると、
2番目の文字は「画像」となる。

この場合は、検索者の欲求は、

「知りたい」

となる。

 

マナーを知るには「画像」が必要だとGoogleが判断しており、
検索トップのサイトを開くと、
案の定マナーについて、写真付きで解説している。

 

また何かの商品名で検索すると、
2番目の文字は「ショッピング」となる。

検索上位には大手の通販サイトが並ぶことが多い。

検索者が「買いたい」という欲求を持っているので、
すぐ買える検索結果を返しているというわけだ。

 

「消費税」で検索すると、
2番目の文字は「ニュース」となる。

このように、2番目の文字を見ることで
Googleが検索者の心理をどう判断しているかの
「大枠」を知ることができる。

 

それはとりもなおさず、
Googleがその検索ワードに求めている結果でもある。

検索結果の多様性

オーガニック検索での目の付け所は他にもある。

検索結果の多様性だ。

検索結果は、多様性を持つ場合と持たない場合がある。

分かりにくいので、実例を上げて説明しよう。

 

「ネオわらびはだ」という化粧品名で検索してみよう。

検索順位は都度入れ替わるので、
筆者がこの記事を書いている2019年末の情報ではあるが、
検索結果は以下となっている。

 

【上位9サイトの内訳】

・ネオわらびはだ+口コミ 5サイト

・通販サイト(Amazon・楽天) 3サイト

・公式サイト 1サイト

 

さらに20位以内を見てみると、

・ネオわらびはだ+解約

・ネオわらびはだ+効果

が入ってくる。

 

これが多様性と呼ばれるもので、
商品名で検索しても「ショッピング」の結果のみを返すわけではない。

 

商品名で検索する人の全員が、
商品を買いたいと思っているとは限らないことを
Googleは知っている。

そこで、通販サイト以外の結果も返している。

 

「口コミ」が多いのは、
これまでこの商品名で検索した人が
「口コミ」サイトをクリックした数が多かったからだ。

Googleは過去の実績を分析し、
多様性を決めている。

もし、その商品を検索した人が、
楽天ばかりクリックしていれば、
通販サイトで上位が独占されているはずだ。

 

検索結果にどの程度多様性が出てくるかは、
検索ワードによって変わる。

もし、商品名で検索して上位に通販サイトしか出て来ないようであれば、
その商品ではアフィリサイトは必要とされていないか、
発売したばかりでまだアフィリエイターが参入していないか、
どちらかだろう。

 

オーガニック検索結果の多様性を見ることは、
商品選定の際の手掛かりのひとつになる。

 

また、もし商品名単体で検索上位を目指すのであれば、
ネオわらびはだの場合、
検索需要の多い「口コミ」を狙うこととなる。

「解約」で記事を書いた場合、
「ネオわらびはだ+解約」では1位を取れても、
商品名単体で1ページ目に入ることは難しい。

 

補足だが、商品名単体での検索結果は、
各複合ワードの上位のサイトが選ばれる。

上記の例では、
「ネオわらびはだ+口コミ」の上位5サイトが、
「ネオわらびはだ」単体の検索結果に入ってくる。

 

商品名単体で攻める手順としては、
まずは複合ワードで1位を取り、
そこから商品名単体で上位を目指すという流れになろう。

Googleの意図を探る

要はGoogleの検索結果には、
Googleの意図が色濃く反映されているということだ。

オーガニック検索でアクセスを呼び込むのであれば、
Googleの意図に沿った記事作りをせねばならない。

検索結果から分かることは多い。

 

検索上位を目指すのであれば、

「Googleの意図はどこにあるか?」

という視点で検索結果を見るようにして欲しい。

 

 

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IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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