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【レビュー・感想・あらすじ】女王さまのぼうし:スティーブ・アントニー

 

 

        

 

感想・あらすじ

 

 あり得ないけれども、面白い。なんともユニークな絵本です。

 

おはなしは単純。

風に飛ばされた女王さまのぼうしを、

ずーっと、どこまでもみんなで追いかけていくといったのもの。

 

 みんなとは女王さまの犬と、あの黒いぼうしと赤いユニフォームが特徴的なイギリスの兵隊さんたち。

 

ページを追うごとに、どんどん人数が増えていくという面白さもあるのですが、ぼうしを追っているけど、ちょっとしたイギリス観光をしているかのように観光名所を巡る面白さも!

 

女王さまを先頭に 走ったり、飛んだり! 町じゅう大さわぎです。

 

さて、ぼうしはどこへ向かったのでしょか?

長旅したぼうしは、ちゃんとある場所に到着します。

 

 

 

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ページいっぱいに描かれる、大きな建造物、そこの現れる兵隊さんや動物たちも!

なにもかもが、止まることなく動いている感じが楽しいです。

 とてもユニークな絵本でした。

女王さまのぼうし (児童図書館・絵本の部屋)

女王さまのぼうし (児童図書館・絵本の部屋)