先日、息子(小2)の通う小学校に行き、学校生活における感染症対策に対する要望書を提出してきました。

内容は、主にマスク強要の撤廃です。

その際、教頭先生ともお話してきましたが、『公務員なので、文科省と教育委員会のガイドラインに従うしかない』とのスタンスでした(教頭先生自体は話の分かる方でした)。

僕の方からは、

『教職員の皆様の立場はお察しするが、最も大切なことは子供たちの将来的な健康なのではないのか』

『そこの認識を持ってない教員が働く環境には息子を安心して預けることはできない』

と伝えました。

以下に要望書のコピーを転載いたしますので、皆様の活動のお役に立てていただけたらと思います。

学校生活における感染症対策についての質問要望書

〇〇小学校

〇〇校長殿

教職員の皆様方

こんにちは。

○年○組杉若〇〇の父、杉若鷹太郎と申します。

平素は息子が大変お世話になり、誠に感謝しております。

息子は毎日楽しく学校に通っており、父親として安心してお任せできる環境があることをありがたく感じております。

また、昨今の新型ウイルスのパンデミックにおける小学校内外での感染症対策におきましては、大変な苦労がおありかと存じます。

私としましても、一刻も早く新型コロナウイルス感染症が終息に向かうことを願って活動しております。

さて、その感染症対策についてですが、現在、御校では、子どもの【心と体】と【学び】を守る学校教育プランver.3として、手洗いの徹底・マスクの着用など咳エチケットの徹底・適宜消毒を実施し安全確保・3蜜の回避、換気と身体的距離の確保、などを実施していることをホームページより拝見いたしました。

これらは、文部科学省による「学校の新しい生活様式」なる衛生管理マニュアルに準ずる内容だと理解しておりますが、多くの医師や感染症の専門家による見解と大きく異なる部分がございます。

この度は、これら感染症対策において、何よりも大切な『子供たちの健康』を守るために本当に必要な感染症対策のご提案とともに、私が疑問に感じる内容について質問させていただきたくご連絡いたしました。

新型コロナウイルスを取り巻く議論は多岐に渡り行われておりますが、この質問状の主旨はあくまでも『子供たちのこれからの長い人生において、より健康な心身を育むために、私たち大人が本当に取るべき行動は何か?』という部分についての認識を確認させていただくためであります。

①消毒について

消毒につきましては、新型コロナウイルスがエンベローブウイルスであることから、アルコール消毒や石鹸による手洗いが有効との判断であると理解しております。

人体の免疫機能において、ウイルスの進入をいち早く防いでくれる城壁の役割をしてくれるのが「皮膚常在菌」になります。

これらの常在菌が人間にとっての非常に重要な免疫機能であることは疫学的に常識であり、これらを保護することこそ、本質的な感染症対策となるはずです。

アルコール消毒や頻繁な手洗いは、一時的にウイルスを不活性化するかもしれませんが(有効性は立証されていません)、肝心のウイルスに対する防御機能である皮膚常在菌を死滅させるため、長期的には児童の免疫機能を低下させます。

また、ウイルスや細菌というのは、消毒や薬品に対して耐性を得ていく性質を持っております。

過度な消毒や投薬は無駄にウイルスの毒性を増した変異を誘発することにつながるため、大変危険な行為であります。

質問です。

1、現在、どれくらいの頻度での消毒や手洗いを児童に対して推奨されていますか?(一度の手洗いで手の常在菌の約90%は死滅します。再生までは約12時間を要します)

2、また、過度な消毒や手洗いによって新型コロナウイルスに関わらず、様々なウイルスや細菌による感染症のリスクが増加する危険性に関してはどのような認識をお持ちでしょうか?

②マスクの着用について

現在、世界中で感染症対策として最も有効とされ、半ば強制的に義務化されているのが、マスクの着用です。

私が調べた限りでは、いまだマスクが感染症予防対策として有効であるという根拠は見つかっておりません。(存在するのは、ハムスターや人体模型を使用し、アクリル板で閉鎖した極めて限られた条件下での研究論文のみです。本来、我々人間においてマスクの有効性を証明するのであれば、実際に人間を使った臨床試験にて、かつ日常生活を再現した状態で行われた実験の論文を用いるのが科学的常識です。もしもそのような論文をご存知でしたらご教授ください。)

まず第一に、マスクの本来の目的ですが、『感染症の症状がある人が、飛沫によって他者を感染させることを防ぐために着用するもの』という事実に異論はないはずです。

感染症対策が目的として使用される場合は上記の目的以外の使用方法は存在しなかったはずです。

『無症状の人から感染させる』というのはあくまで仮説であり、いまだ確認されておりません。

マスク着用による健康被害の懸念

・感染予防の根拠がなく、児童がマスクを触ってしまうことでかえって感染リスクを高める。(マスクは医療現場でも一度使用したら破棄するのが常識であり、長時間同じマスクを使用することは極めて不衛生である)

・口呼吸になりがちで、口からウイルスや細菌を直接体内に取り込むリスクが上がる。口内の雑菌の繁殖による虫歯の悪化、歯並びへの悪影響、顔立ちの成長への影響が懸念される。(口内環境の悪化は、糖尿病など様々な合併症リスクを増大させることがわかっている。)

・自分で吐き出した呼気(二酸化炭素)を再度吸い込むことで、低酸素症になるため免疫力の低下や脳の発達への障害となる可能性がある。

・マスクの内側に付着したウイルスや雑菌が湿気により異常繁殖し、それらを自身で吸い込むことにより、鼻腔から嗅覚神経に入り、脳に到達するデータがある。

私がマスク着用による健康被害として特に懸念するものを抜粋して挙げさせていただきました。

質問です。

3、児童に学校内や児童館においてマスクを強制させる取り組みが、感染症予防になるという科学的根拠を教えてください。

4、感染症対策として義務化しているマスク着用によって、逆にあらゆる感染症にかかるリスクを増大させている可能性があることについてどのような見解をお持ちかお聞かせください。

5、成長過程において非常に大切な時期である児童たちに対し、脳の発達を妨げるなど深刻な事態を引き起こす可能性があるマスク着用を強制する健康的メリットを教えてください。(無症状者からの感染予防を引き合いに出されるのであれば、明確な根拠をお示しください。)

③子どもたちの健康を守るために、本当にやるべき感染症対策とは?

治療薬やワクチンが存在するインフルエンザウイルスでの年間死亡者は毎年10,000名を超えます。(新型コロナによる死亡者と同じく、合併症による死因を含んだ数値)

例年インフルエンザウイルスが流行する時期の対策は、

『発熱があったら病院で検査を受け、インフルエンザと診断されたら自宅で療養する』

『集団感染があった場合は、その規模に応じて学級閉鎖や学年閉鎖を実施する』

であったはずです。

一方、日本国内における新型コロナウイルス感染症による死亡者は約1,900名です。(東洋経済オンライン 11月16日現在の数値)

児童における重傷者や死亡者は未だ0名です。

これほどまでにウイルスの毒性に差があるにも関わらず、過剰な感染症対策が行われていることに疑問を抱きます。

これらの事実を踏まえて、以下のご提案をさせていただきます。

・アルコールや次亜塩素酸ナトリウムによる手指や設備等の消毒の廃止。

・手洗いは食事の前や外出から戻ってきたときのみの推奨とすること。

・マスク着用の任意化。また、着用しない児童に対する偏見やいじめを未然に防ぐ対策の実施。

・本来人間が持つ免疫力を最大限に増進するために行うべき取り組みの実施と啓蒙。(食事、睡眠、運動、入浴などの基本的な生活習慣の重要性)

・密を回避する、身体的距離をとるなどといった、科学的根拠のない対策の撤廃。(過度な接触機会の減少は成長期の免疫機能の形成を妨げます)

・子供たちが過剰なウイルス対策によって恐怖を植え付けられることのない、真の意味で安心して学校生活を送ることのできる環境の整備。

・これらの内容を保護者を含めた学校関係者各位に周知させること。

私は一人の父親として、息子である〇〇の将来を大きく左右する健康を守ることを自分自身の責務として、強く使命感を持って生活しております。

教職員の先生方におきましても、数百人の児童の健康や学業をサポートするという非常に大きな責任と重圧を感じられていることと思います。

息子には日頃から、外出時はマスクをはずすように伝えています。世の中の風潮に惑わされずに、自分自身の健康は自分で守らないといけない、といった話を伝えております。

しかし、学校では多くの仲間と一緒に生活を共にすることから、マスクの着用は止むを得ない。そこで、マスクを着用する際は鼻を出し、鼻で呼吸をするように言ってあります。それによって、成長期に必要な脳への酸素供給が行われると。

『もしも鼻まで覆うことを強制されるようなことがあれば、お父さんが学校に連絡するから言いなさい』とも伝えていました。

そんな折、学校内や児童館において鼻までマスクで覆うように指導されたとの事実を知り、このような連絡をさせていただく運びとなった次第です。(息子は事を大きくしたくないせいか、教職員の方を庇うような発言をしておりました。)

マスク着用に限らず、昨今のメディアによる新型コロナ感染症に対する偏向的な報道は目に余る状況であります。

『新しい生活様式』などといった耳触りの良い標語に惑わされ、本質的な健康管理の視点を失ってしまっている環境が存在することは、非常に嘆かわしい事態であると言わざるを得ません。

学校教育における教職員の皆様におかれましては、おそらく、文部科学省や北海道教育委員会など上部組織からの通達や指示に従わないといけない状況にあることとお察しいたします。

しかし、目の前にいるたくさんの子どもたちの未来が、現在行われている誤った感染症対策によって危機に晒されているという状況こそ、教育現場の最前線におられる皆様が正しい知識と倫理観をもって打破するべきことなのでないでしょうか?

いずれにしましても、疫学的に誤った対策を続ける以上、御校の『子どもの【心と体】と【学び】を守る学校教育プラン』なるものは達成されないと予測されます。

長文、乱文かつ、不躾な内容でお気を悪くされたら申し訳ありません。

私は、先述したように一人息子の『健康』を何より大切にするべきことと考えて暮らしております。

いくら学力が高くて良い学校に進学できても、誰もが憧れる企業に就職できたとしても、心身共に健康でなくては意味がありません。

逆に、自分の夢を叶えるためには健康で丈夫な心身が必須であると考えています。

そして、それらの将来の健康を大きく左右するのが、まさに成長期である小学校における生活習慣とそれを育む環境であるはずです。

子どもたちには、大人の顔色を伺ってこそこそ生きる今のような世の中ではなく、心身ともにのびのびと成長できる環境を整えてあげていただきたいと切に願います。

教職員の皆様には、ぜひご精読いただいた上で、1~5への質問へのご回答と、私からのご提案に対するご回答を速やかにご返信いただきたいと思います。

この質問状を受け取られましたら、まずはいつまでにご返答をいただけるのか教えてください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年11 月20日 

杉若 鷹太郎