2020-04-05

オールドスクールミュージックとは?

DJが良く使う言葉に「オールドスクール」というジャンル?がある。

しかし日本人で一般的によく勘違いするのが「オールドスクール」の意味を80年代の特定のヒップホップを指すジャンルといまだに思っている方々。例えばRun DMCやSugar Hill Gangなどの80年代を代表するラッパー全盛期の音楽、または映画「Beat Street」に出てくるブレイクダンスのような世界観。意味合いは間違っていないが大きな解釈としては間違っている。

私なりに「Old School」の正しい解釈を言い換えると「流行りが去った」ビートやジャンルのこと。例えば10代のアメリカ人のヒップホップリスナーに2012年Juicy J のヒット曲「Bandz a Make Her Dance」を今聴かせると「懐かしい!これオールドスクールだね?」と言われるのは間違いない。仮にそのリスナーを20歳と仮定すると2012年に流行った曲は8年前、彼が12歳の時になってしまう!これは彼にとって、間違いなくオールドスクールである。

また別の角度からこうも言える。現在40歳の人にとって1990年代のBack Street Boysのような音楽は25年前の音楽。これもオールドスクールにあたり、正しい解釈。要するに「オールドスクール」が意味するのは大きな意味で過去の世代ということ。人々がオールドスクールさを感じるのは、単に時代だけではなく、流行りが去った後の産物(流行りのビート、流行りの音、当時を思わせる歌詞、ファッション、今はありえない髪型)など文化的なモノをひっくるめた「なつかしさ」と言える。

ちなみに先ほどご紹介したBack Street Boysのような90年代を象徴するアーティストやヒット曲は90S Musicと表現されることが多い。時代を象徴するMichael JacksonのスリラーやBilly Jeanはオールドスクールではなく80S Music(日本では80年代音楽)と表現される。70年代の音楽はオールドスクールとは言わず、70S Musicと言われているのを考えるとオールドスクールの定義はせいぜい80年代までの音楽を指すのだろう。

ニュアンスを伝えるのが難しいが、ミニスカートとルーズソックスのファッションはオールドスクールだが、着物はオールドスクールとは言わない。この違いがわかるでしょうか?

オールドスクールの類義語で「Classic」という言葉がある。Hip Hop Classics, Dance Classics, House Classics, R&B Classics, Soul Classicsなど。EDMは歴史が浅いがEDM Classicsという言い方で表現されることもある。つまりクラシックが意味するのは歴代の名作を指す音源のこと。

この解釈を元に理解いただけたら、次回からは歴史を追ってポップミュージックが栄えた1960年代から時代ごとの名盤、名曲を紹介したいと思う。若いDJには大いに参考になるはずだ。

今日はここまで!

動画でも詳しく説明しています↓


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