僧侶に全体回復スキル「いやしのかぜ」を使わせたかったので、ひかりのタクトかユグドラシルがでることを祈ってふくびきを引いたところ、魔法使いの★5武器であるゴシックパラソルが出てしまった。
今までMPばかり消費してあまり役に立っているように思えなかった魔法使いではあるが、せっかくなので装備強化でゴシックパラソルをレベル30まで上げて、マヒャドを使えるようにしてみた。
すると、魔法使いはついに目覚めのときを迎えた……
ギラとメラミだけでは火力が低すぎる魔法使い
戦士・武闘家・僧侶・魔法使いというデフォルトパーティーでプレイしていたのだが、どうにも魔法使いの弱さが気になっていた。
本来、魔法使いというのは物理アタッカーと違って全体攻撃ができるのがいいところだと思っていたが、このドラクエウォークでは戦士も武闘家も全体攻撃スキルを獲得することができるので、その優位性はない。
ならば、同じ全体攻撃なら魔法使いは物理アタッカーより大火力なのかというとそうでもなく、最初の全体攻撃スキルであるギラは、武闘家のまわしげりと同等以下の火力しかないように感じられた。
そのとき武闘家は★5武器のクリスタルクローを装備していて、対する魔法使いは★3のラブリースティックだったというハンデがあったにしても、あまりに魔法使いは弱かった。
その弱い魔法使い用の★5武器、ゴシックパラソルが出てしまったのだ。
僧侶のひかりのタクトが欲しかったんだよ……
と思ってました。ゴシックパラソルを装備するまでは。
ゴシックパラソルのマヒャドで、ザコ狩りがはかどりすぎて笑いがとまらない。
ゴシックパラソルを手に入れたのは、パーティーのレベルが28のとき。
このころ、メタスラの剣を装備した戦士の全体攻撃「ぶんまわし」と、武闘家の全体攻撃「まわしげり」を主軸としてザコ狩りレベリングをしていたのだが、レベル28ぐらいになるとザコもそれなりに強くなっていて、火力不足で反撃を食らうことによる被ダメージも増えつつあった。
それもあり、全体回復スキルの「いやしのかぜ」が使えるようになるひかりのタクトかユグドラシルを渇望していたところに、ふくびきで当たったのがくだんのゴシックパラソルだった。
せっかくなので、装備強化でレベル30まで上げて、マヒャドを使えるようにしてみる。
当時、戦士のメタスラの剣も、武闘家のクリスタルクローもレベル20しかなかったので、ゴシックパラソルをレベル30まで上げるのはかなりの大盤ぶるまいだったと思う。
これで魔法使いもいくらか戦力になるだろうとぐらいにしか思っていなかったから、フタを開けてみて驚いた。
魔法使いが、破壊神になってしもた!
ほう、ハハッ! 見ろ、ザコがゴミのようだ!
と思わずムスカってしまう。
いやあ、おみそれしました、魔法使いさん!
攻撃は最大の防御なり。ザコ狩りレベリングでは火力を上げれば体力も減らない。
いまでこそパーティーのレベルも32まで上がってしまい、ザコもそれなりに耐えるようになってしまったが、レベル28のときは、マヒャド一発で敵グループを半壊させるぐらいのインパクトがあった。
このゴシックパラソルのマヒャドを得てからは、ザコ狩りレベリングが急に楽になり、ウォークモードにしたまま、ほとんど戦闘状況や残りヒットポイントを気にすることなくウォーキングができるようになっていた。
レベル32になった現在も、全体回復スキル「いやしのかぜ」が使えるようになる武器はいまだに手に入っていないが、魔法使いにドラキーマのこころSランクをつけることによって、魔法使いもベホイミが使えるようになっているので、いまのところ不便は感じていない。
これじゃあ、バギマとベホイミでしか戦えない僧侶の立場がないよ……