思い込みが不具合の解決を妨げます! | 品質問題を瞬時に解決! より信頼される商品を自信を持って世の中に送り出すエンジニアになるための秘訣

品質問題を瞬時に解決! より信頼される商品を自信を持って世の中に送り出すエンジニアになるための秘訣

あなたが設計した車を買ったお客様から『走行中にギシギシ音がする!』というクレーム。でも、不具合の調査経験の無いあなたはこの音をどう解決すればいいのか分からない。そんな悩みを持つエンジニア必見!品質問題解決のコツを紹介します!

こんにちは

 

機械設計コンサルタント

黒柴です。

 

少し涼しいので楽ですね。

 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 

水が中に入ったら困る部品を

外で使う場合は
防水の構造にしますよね。
 
 
それなのに水が入ってしまった!
 
こんな不具合で
困ったことありませんか?
 
 
 
今日は思い込みが原因で
不具合の解決が遅れた話しです。
 
 
 
故障で回収された部品を
分解すると中に水!
 
最初は防水構造になっているから
防水シールの異常を疑いました。
 
でも、防水シールに
異常は見つかりませんでした。
 
 
その後も、同じ不具合がポツポツと
発生するので何かおかしいな?
と思いました。
 
そのとき頭に浮かんだ疑問は
 
「防水構造なら絶対に水が入らないの?」
 
 
図面を確認すると
「水圧△△Mpaまで水が入らないこと」
と書いてありました。
 
「防水構造だから絶対に水が入らない」
のではなかったのです。
 
 
そして、
ある条件が揃うとシール部に
付着した水が吸い込まれることが
わかりました。
 
具体的には
 
  1. ユニットが高温になると内圧が上る
  2. 内部の空気がシール部から抜ける
  3. 冷えると内圧が下がって負圧になる
  4. シール部から空気を吸い込む
 
この時にシール部に水があると
ユニット内に水が吸い込まれるのです。
 
 
簡単に水が中に入るので
再現試験をみていて
ビックリしました。
 
 
あなたは思い込みをしていませんか?
 

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