こんにちは
機械設計コンサルタントの
黒柴です。
少し涼しいので楽ですね。
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水が中に入ったら困る部品を
外で使う場合は
防水の構造にしますよね。
それなのに水が入ってしまった!
こんな不具合で
困ったことありませんか?
今日は思い込みが原因で
不具合の解決が遅れた話しです。
故障で回収された部品を
分解すると中に水!
最初は防水構造になっているから
防水シールの異常を疑いました。
でも、防水シールに
異常は見つかりませんでした。
その後も、同じ不具合がポツポツと
発生するので何かおかしいな?
と思いました。
そのとき頭に浮かんだ疑問は
「防水構造なら絶対に水が入らないの?」
図面を確認すると
「水圧△△Mpaまで水が入らないこと」
と書いてありました。
「防水構造だから絶対に水が入らない」
のではなかったのです。
そして、
ある条件が揃うとシール部に
付着した水が吸い込まれることが
わかりました。
具体的には
- ユニットが高温になると内圧が上る
- 内部の空気がシール部から抜ける
- 冷えると内圧が下がって負圧になる
- シール部から空気を吸い込む
この時にシール部に水があると
ユニット内に水が吸い込まれるのです。
簡単に水が中に入るので
再現試験をみていて
ビックリしました。
あなたは思い込みをしていませんか?
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