オットセイ・アシカをぷらゴミから救う作戦
2023 Digital Signage Ryo Fujiis Special Award左)市川 晴華氏 「審査委員」
審査員特別賞を受賞しました 受賞式は3月25日 東京渋谷スクランブルホールで開催されました
東京 渋谷地下鉄駅に設置されている渋谷55 ストリート ビジョン デジタルサイネージで上映される動画です
タイトル「勉学の神様 シマフクロウはあなたを見守ります」
主催 株式会社 メトロアドエージェンシー 宣伝会議
企業 株式会社 日本デザイン
左) 山田泰輔氏 中) 藤井亮氏「審査員長」 右) 本谷英一
野性のフクロウは、北海道で絶滅危機の環境にあります 撮影には、3年の歳月を掛けて知床半島のシシャリルイ川で成功しました 貴重な映像です
サハリンマンも80路の初年度です 今後も多角的な映像制作に取り組む考えです
サハリンマン
審査員特別賞(藤井 亮 氏)
株式会社日本デザイン
勉学の神様シマフクロウはあなたを見守ります
受賞者:本谷 英一(sps本谷英一)
審査員コメント
動物の映像に、時折挟まれる企業ロゴ。ほぼ広告表現的なロジックはなく、しかしロジックがないからこそ広告的な嫌味がない。こういうものは今の時代、実際に出稿すると、むしろ目立つようにも感じます。完全に広告的作意を消した、ある意味、巨匠の仕事にも見えます。(藤井 亮 氏)
サハリンとの交流支援に取り組む 三谷将(みたに・まさし)さん
ロシアのサハリン州との交流支援を個人事業として行う元稚内市サハリン事務所長。「民間交流の受け皿となり、サハリンの人たちから受けた恩を返したい」と語る。事業名は宗谷海峡を指すフランス語「ル・デトロワ」。文化やビジネスの交流を活発化させ、官民の架け橋になることを目指す。
2023年8月までの市職員時代は友好都市交流などサハリンとの親交事業に約10年間携わった。サハリンには世界各国の人や物が集まる風土があり「世界の今が分かる場所」と感じるという。19年に事務所長として着任した後、新型コロナウイルスが流行し、ロシアがウクライナに侵攻した。困難に直面する度に感じたのはサハリンの友人たちの優しさだ。「政治の都合に振り回されるのではなく、隣人としての結びつきを大切にしたい」との思いを強くした。
昨年秋に恵庭市に移り、ホームページを開設。サハリンの人と交流する場や観光、土産情報の提供、サハリンの企業紹介などのサービスを始めた。また、中央学院大の客員研究員も務め、国境地域の課題や現状分析についての発信にも取り組む。
18世紀に宗谷海峡を横断したフランス人航海家ラペルーズとも縁がある。稚内で開かれたラペルーズに関する顕彰行事で英語通訳を担当してから約15年、子孫や研究者と親交を深め、昨年には訪仏した。ラペルーズは航海先で出会う人々を尊び、特にサハリンの住民の知性や優しさに感銘を受けた。「過度の偏見を抱かず、人と信頼関係を築いた彼を道しるべにしたい」と意気込む。50歳。(岩崎志帆)