コンシェルジュ的役割の国の職員の必要性 | 地方創生のよもやま

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秋レビューを聴いていて、地方創生コンシェルジュとして交付金事業の相談を受けていた時のことを思い出した。

 

どうすれば採択可能性が上がるかという話とともに、費用対効果という視点や、事業完了後どうやって自立させるのかというロジックについてもかなりやり取りをしていた。
 
レビューで課題として指摘されていた、国と現場が同じ方向を向いて取り組みを進めるという点については、手前みそながらこんなふうに国の職員が一つひとつの事業について丁寧に寄り添って関わる体制が必要なんだろうと改めて思った。
 
 
だが、事業の担当者自身が個別の事業にあまり親身に関わりすぎると、公平性という点で疑念や問題が生じる恐れがある。
この点、地方創生コンシェルジュは、担当者ではなく第三者として関わることができると理解しており、この問題をクリアできていた。
 
このコンシェルジュ的な考え方がもっと取り入れられて、担当者でなく国の考えを理解した第三者が個別の事業に関わる仕組みができてうまく回れば、国のいろんな事業がもう少しうまく回るのではないか。
 
そんな気がしています。