こんにちは、Eimiです。
まだ正月らしく、村はゆったりとしています。
車も少なく、一番長閑な時間が流れます。
朝もゆっくり起きて、
昼間もぼんやり過ごし、
夜に、またゆっくりとこたつに座る。
こんな正月って、結婚以来、初めてです。
私も主人も年末年始、休みのない職場でしたし。
また、子どもたちも、義母も居ましたから。
なので、今日もまた、ゆっくりとモミジとお散歩に行きました。
いつもとちょっと違うところです。
だだっ広い芝生です。冬枯れしています。
モミジもいつもと違うので、興奮気味です。
ここは、国の指定公園です。
奈良時代のお役所跡地です。とりあえず、遺跡です。
でも、遺跡だろうが、モミジには関係ないようです。
広いので、開放的な気分になっています。
とにかく、ものめずらしいのか、この枯れた芝生を気に入ってしまったようです。
とても、よろこんで、走るは、眺めるは、……嗅ぐわ
そうそう、この砂場みたいなところが、建物が建っていた跡らしいです。
当時は立派だったのでしょうが、今はもう何もありません。
モミジも、昔を偲んでいるのでしょうか。
幾つかに点在する、この大きな砂場を眺めては立ち止まります。
まあ、何か喋ってくれれば気持ちもわかるのですが、喋らず、立ち止まるだけです。
しょうがないですね。犬なので。
こういう感じです。
村は、結構遺跡があります。
かつては栄えていたようです。
そう言えば、うちの近くはメインストリートだったようで、大王の住まいを囲む城下町だったと聞いています。
いえ、それは奈良時代より、もっと昔です。
もっとずーっと昔です。うちの近所の話で、ここではありません。
まあ、あまり関係ないですね
要するに、古ければ古いほど、村は勢いがあり、人口も多く、賑わいでいたということなんです。
奈良時代より、飛鳥時代。
飛鳥時代より弥生時代。
弥生時代より縄文時代、――です。
大昔から始まった過疎ですね
この遺跡の前に道の駅があります。
今日は、そこに飾られた電飾を沢山見つけました。
なので、夜にもう一度確認に行くことにしました。
いやいや、――残念。
まったく点いていませんでした。
昨年で終わりにしたのか……。
正月休みなのか……。
かなり残念でした。
これを見て、いつもの公園も、もう終わりになっているのかもしれないと、急いでそちらにも行ってみました。
だって、同じ村の中ですし、どちらも村の管理ですから――。
と、果たして、
大丈夫でした。
こちらは、まだまだ人の訪れも多く、駐車場も結構出入りしていましたね。
きれいです。
考えてみれば、正月休みと思われるこの時期にだけ、若者たちが帰省してくるのです。
そのため、成人式も、毎年1月5日前までに行われるようになりました。
ここは、村の子どもたちにはなじみの深い公園です。
ログハウスもあり、子ども会でもよく利用していました。
ここだけは灯りが一杯なんて、複雑ですね。
向こうに、ログハウスの灯りが見えます。
声も聞こえてきます。
バーベキューやクリスマス会、新年会など、やりましたね。
今日もどこかのグループが利用しているようです。
なんとなく、哀愁漂う散歩となりました。
まあ、時間というものは、否応なく流れていますから。
良いことも悪いことも、いずれは去っていくということですね。
諸行無常の世界を、今日は感じさせられました。
まあ、たまには悪くないです。
正月ですから。
2020年。 ゆっくり行きましょう。
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