こんにちは、Eimiです。
初めての方もフォロワー様も、ご訪問ありがとうございます。
今日は日曜日、万葉の歌の日です。
大和の美しい言霊に触れて、心を同通させてみてください。
今日の歌は≪巻一 大和には 群山あれど≫です。
前回の万葉の歌はこちら
『 巻一 』より
≪ 大和には 群山あれど ≫
大和には 群山 あれど
(やまとには) (むらやま あれど)
とりよろふ
天の 香具山 登り立ち
(あまの かぐやま) (のぼりたち)
国見をすれば
(くにみをすれば)
国原は 煙 立つ 立つ
(くにはらは) (けむり たつ たつ)
海原は 鷗 立つ 立つ
(うなばらは) (かもめ たつ たつ)
うまし 国そ 蜻蛉島
(うまし くに そ あきづ しま)
大和の国は
(やまとの くには)
舒明天皇
(じょめい てんのう)
≪ 解説しますね~ ≫
これは、国見の儀式の歌です。
『国見』 というのは、 春、山に登って 国を眺めて褒め上げる、というもの。
天皇に許された美しい儀式ですね。
何のために褒め上げるのか、というと、秋の収穫を祈る儀式なんです。
ここで詠まれているのは、『国原の煙』とは、国民の各家庭のかまどの煙が昇って行く様です。
さらに、海原には多くの鷗が飛んでいます。
どちらも、実り豊かで幸せな豊穣の秋を描いています。
国民がみんな、幸せである、と詠んでいるのです。
すごいのが、『~で、ありますように』なんかじゃありません。
『なんて豊かで美しいのだろうか、わたしの国は』と、断定しているのです。
まだ、来ていない秋。
見えるはずのない海。
しかも 『蜻蛉島』です。
蜻蛉と書きますが 秋津島です。大和のことです。
つまり、天皇は、どれだけ日本国と日本国民を愛しているか、その思いを込めて、この歌を詠まれたのです。
天皇とは、こうして神の言葉を降ろすための方なのですね。
その神様がこの国を愛し、この国の民を愛している方なので、天の香具山に登り、この国を大いに誉めて、神様と同通して、その心を歌うということです。
春。
山の上に立ち、日本国民が豊かで幸福である秋の様子を、祝福している一首です。
美しいですね。有難いです。
日本って、本当に美しい国です。
今の苦しみが、一刻も早く、収束しますように。
さて、ちょっと格が落ちますが……
和風イラスト、今日も行きます。
スミマセン
今日は、肌と髪ですね。
まず、肌を塗ってみました。
こんな感じ。
着物の柄とか色が邪魔になるので、着物の色は一旦外しています。
で、髪です。
これも、色々邪魔になるので、外して色付けです。
パープル。
もひとつはグリーン。
で、この三枚を足してみます。
こうなります。着物の色も、足しました。
こんな感じです。
さて、この後、色の調整です。
悪くはないのですが、納得しませんねえ。
(´ε`;)ウーン…
なので、もう少し触ります。
髪、肌、も少し際立たせました。
そうね。
最低でも、これくらいですねえ。
もっと美しくならんかしら……。
(´ε`;)ウーン…
まあ、とりあえず、時間なので。
今日はこのへんで。
いつもありがとうございます
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