こんにちは、Eimiです。
初めての方もフォロワー様も、ご訪問ありがとうございます。
今日は少し、このところのうちの周辺についてのお話をしたいと思います。
久しぶりですね、この話題は。
このところ毎日雨です。
もうモミジが外に居たがりません。
犬小屋は外にあっても、本人は、これを全く無視です。
当たり前に入ってきますし、外に繋ぐと当たり前に、玄関の戸を叩いて中に入りたがります。
今、シカが多いのは確かなんですが、このごろは音も鳴き声もしないので、さほどではないんじゃなかろうか、と思っていました。
そうなんです。
この過疎村に、しかもうちの上に位置する山側に、空き家になっていた家を買い取ってやってきた人がいるのです。
大変働き者で、造園業を営んでいるらしく、会社の名前も入り、敷地には重機も置いています。
おかげで、以前より立派な、新築のような雰囲気の家になっています。
庭も、山も、かなり手入れをして美しくなりました。
おかげで、シカの鳴き声が遠くなったのです。
有難いです~
うちの講合は、8軒です。
始めは全世帯に人がいたので、それなりの人数で、集会も行っていましたが、今はかなり減りました。
山を背にして数えますと、うちの右隣、U家は出張の多い方でしたが、やがて、誰も帰らなくなり、Uさんは亡くなったのだという噂が入りました。
次に、新しくFさんが来た家は、我が家の左上です。
そこも、家主が亡くなり、誰も帰らず放置されていました。
その下のYさん宅、うちの左隣ですが、敷地内に、もう一軒立派な新築の家を建て、三世帯が住んでいました。しかし、若奥さんと子どもたちはいなくなりました。
やがて老夫婦は続けてなくなり、今は若主人が一人で住んでいます。
しかしほとんど姿を見ません。夜遅くにならないと居ないようです。
うちの左下隣は、老夫婦が二人、どちらも亡くなり、家は解体されました。
さらに、うちを含めた残りの四軒は、子どもが誰も帰らないので、いずれすべて空き家となります。
そんな折、うちの右下隣の主人が亡くなったと聞きました。
こちらは少し遠くの都会に出て、飲食店を始めていました。この村では仕事がないからです。
毎週帰ってきていたのですが、6月末に亡くなりました。
結婚することもなく、亡くなりました。
若くて、健康だったのですがねえ。
脳血栓で、一晩持たなかったと言います。
さて、気がつかれましたでしょうか。
いや、そんな、分かるわけありませんよねえ。(;^ω^)
地図を見て貰えば分かるのですが……。
私んちを中心にガランと、四軒いないのです。
そして、講合の全軒が、家を継ぐものがないのです。
気持ち悪いですね。
これはなんでしょうか?
うちは、おかげさまで、カラオケをガンガン鳴らしても大丈夫です
でも、夜になると、恐ろしく暗くなります。
どこも電気がつかないのですから、そりゃ当然ですが……(;^ω^)
モミジが外に出たがらないのは何故なんでしょうか。
可視光線の違うモミジには、何か見えていますか?
散歩から帰るとすぐに中に入ろうとします。
ただ、うちだけが、ミョウガとフキとタケノコが出ます。
そして、うちだけ、井戸水がこんこんと湧きます。
何故なんでしょうか。
不思議です。
でも有難いです。
古い古い家です、家系です。
戸籍を取り寄せれば、江戸時代までも遡って存在します。
その前は役場が保管していないので、もう分かりませんが、かつては福沢諭吉の門下生4人の中のひとりだったということも聞いています。
そちらに名前が残っていました。
それなのに、戦後没落しました。
理由は色々ありますが、御近所さんとのトラブルも多かったようです。
……と、いうか、一方的に搾取された話ばかりです。
なので、主人も義母もかなりこの村の人たちを憎んでいました。
そうですね。
『驕る平家は久しからず』
ですか。
わたしは、何故か主人の親、伯父、叔父などを看取りましたから知っているのですが、本当にエネルギッシュで、言葉も態度も性格も、物凄い人々です。(;^ω^)
(いや~、普通がいいです。普通が一番です)
普通とは違うオーラの持ち主ばかり、という人たちでした。
荒々しい性質はみんな同じなんですが……。
いずれにしても、竜神様が、この家を護っているような気がしています。
だから、うちだけは湧き水に溢れ、どんな確執にも負けず、出世し、長寿を全うしているのではないかと……。
過疎で、いずれ誰もいなくなるのでしょうが……。
ずっと、そんな風に感じています。
ただ、わたしの主人だけは、何者にもならないひとのようです
ありがとうございました
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(よすが画)
今日一日が、誰にとっても良い日でありますように