鬱状態を「星の時計」でなんとかしのいでいる | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。)

 抑うつ状態がかなり危ない。朝7時10分に家を出るのだが、7時のニュースがかかると、頭に金属のネジをギリギリとねじり込まれるような痛みを感じて、過呼吸気味になる。テレビを消せとも言えず、耳をふさいで家を出る。車を運転し、仕事をしているのが不思議でならない。誰か別の人がやっているような奇妙な感覚。まるでリアリティがない。動いて働いている僕と、耳を塞いでうずくまいっている僕が同時にいる。ここ一週間ほどこんな調子だ。別にウイルスが怖い訳じゃない。一本鎖RNAウイルスには興味さえ感じる。それよりも人々の不安、怖れ、苛立ち、そういったものに心が削り取られていく。

癌の後遺障害を抱えて、慢性的に体調が悪い。身体ストレスで抑うつ的になってもおかしくない。かつて鬱病を患ったので、鬱病の再燃なのかもしれない。いや、もうずいぶん間が開いているから新規発症か。でも、それもどうでもいい。別に心配はしない。なんと言ったらよいのだろう。上手く言葉に言い表せないのだが、僕は、もう「人の時計」で生きたくはない。僕が生きたいのは「星の時計」だ。人が刻む時ではなく、宇宙の星々が刻む時を生きてみたい。いつかこの身も宇宙の塵となるのだから、星の時計の声を聴きながら死んでいけたらと思う。今、抑うつ的なことは悪いことではないのかもしれない。「星の時計」のことを想えるから。それに従って生きていこうと想えるから。だから、たぶん僕は大丈夫だと思う。

それよりも、未来に希望を持てない若者たちは、新型コロナウイルスのことなどに心配も不安も持ってはいまい。吐き捨てるように、「どうでもいい!」と言うだろう。これから死のうとしている人たちもそうだ。そんな人たちは少なく見積もってもざっと数百万人はいるだろう。よろめきながらも僕はしっかりと彼らの方を見よう。

 

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