小川の畔に生えていたヘビイチゴです。
別にヘビが食べる訳ではありませんが、
ヘビが出そうなところに生えてます。
小川で鮒釣りをしてみました。
見かけはしょぼいですが、のどかな釣りで僕は好きです。
タナゴ釣り用の短い小継の竿を伸ばして、水草の間を狙います。
小さな浮きがすうっと沈むと15cm程の真鮒が掛ります。
こんな感じの魚です。本流では30cm程に育ちます。
とても細い竿なので、こんな小さな魚でもグイグイ引きます。
この日は1時間半で10匹。癌後遺症の具合でそれが限度です。
魚は逃がして帰ります。
でも、たのしいなあ。うれしいなあ。
それでもね、どこかそこはかとなくさびしさを感じます。
傾きかけたお日様がさびしいのか、
誰もいない田んぼの中がさびしいのか、
もう終わってしまう今日という日がさびしいのか、
よくわかりません。
人影もない道をたどって家に帰ります。
これはあくまでも僕についてのことなのですが、
さびしさというものは人生につきまとうもので、
それはけっして悪いものではなくて、
それを取ってしまったら、
僕が僕でなくなってしまうもの。
だからそれをつきつめて、
人形やぬいぐるみを作ったり、
詩や小さな物語を書いていきたい。
そんなふうに思います。
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