どんぐり坊主。団栗の季節にはまだはやいですけれど、別に団栗を作ろうとも思っていなかったのですけれど、出来たものを眺めながら、名前を考えていたら、なんとなく団栗に似ているかなと思って。
森の中を歩いていたら、大きな木の下の石に苔が生えていました。
それで書いてみた詩のようなもの。
大きな樹の下で
森の中の大きな樹の下で
転がった石に苔が生えていた
大きな樹が大きな葉影を作るので
苔は生えていられる
葉影が無くなって日射しを浴びれば
たちまち赤茶けて干からびてしまう
そんな苔たちの居場所を
大きな樹が作っている
頼まれてもいないのに
苔たちを守っている
大きな樹はいつだって
小さなものたちの居場所を作る
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