息子は不登校で中学には1日も行っていません。
そして夜間定時制高校に進学しました。
中学には通えなかったけれども夜間定時制高校には通えました。
(それまではフリースクールで勉強をしていました。)
定時制高校に通いながら公立の通信制高校の単位履修生にもなって、
それで修業年限4年のところを3年で卒業しました。
その後専門学校に進学して民間企業に就職しました。
ですが1年で仕事を辞め福祉作業所で働き始めました。
それと同時に精神保健福祉士になるために通信制大学に3年次編入しました。
働きながら大学で精神保健学を学んでいます。
今年の5月に精神科病棟での実習をすることが決まっていましたが、
新型コロナウイルス感染の影響で実習は延期となり、
いつ実習が受けられるのか分からない状況で、
来春の国家試験は大丈夫なのかと気をもんでいました。
今日ようやく実習を受けられることが決まり、安心したようです。
実習を終えれば、後は若干の単位をとり、国家試験を受けることに。
ですが今、人生が大きく狂ってしまった人たちがたくさんいて、
中にはみずから命を絶つ人もいます。
平年に比べて1万人以上自殺者が増加するのではという推計もあります。
多くの人々が先の見えない不安の中にいます。
息子にしたって、今働いている作業所が潰れることだって考えられます。
精神保健福祉士の国家試験に受かってもそれで安泰とはいかないでしょう。
とかく何かと言われる若者ですが、若者の死因1位は自殺です。
それくらい追い詰められているのでしょう。
僕の見る限り、若者は気楽なんかではありません。
いろいろ考えられるこれから先の不安要因について話すと、
息子は、「それは未来の俺が何とかする」、と言います。
息子と同世代の若者の皆さん、どうかこの苦境を生き延びて下さい。
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