「子育て」は「親育て」 | ナンチャッテRUNNERの100kmマラソン挑戦日記

ナンチャッテRUNNERの100kmマラソン挑戦日記

ラン歴は10年以上ですがハッキリ言って"ナンチャッテ"ランナーです。
ふとしたキッカケで挑戦することになった『100kmウルトラマラソン』。
ド素人の練習内容やマラソンを通じて感じた人生観などをブログに残していこうと思います。



長野県の松本で

一人暮らししてる息子




この年始、

帰ってきてましたが

昨日、松本へ戻りました。




彼が中学の頃、

大ゲンカを

したことがあります。




ちょうど私自身、

独立開業して

ヒッチャカ、メッチャカ

というか、

精神的にキリキリ舞い

だったこともあって



思春期という

難しい年代の彼と

しょ-もないことで

ぶつかりました。




私自身がまさに

「ザ・蠍座」というか

「根に持つ」タイプなので



それからは

「何でコイツ(息子)の

 面倒をみなアカンねん?」



などと大人気なく

敵視してた時期も

正直ありました・・・




彼(息子)が

一人暮らしするために

家を出ていくとなって

ホッとした気持ちも

正直ありました・・・




しかしながら

いないなら、いないで

やはり気になるものです。



・風邪ひいてへんか?

・変な宗教に巻き込まれてへんか?

・ちゃんとメシ食ってるんか?

・・・などなど




年始に帰ってきたとき

いろいろ訊きたかったですが



あのボンボンで

世間知らずだった彼が



お土産を持って

「ただいま」と挨拶して

帰ってきて



ご飯のときも

「いただきます」と

挨拶したのを

目にすると



当たり前のことなんだけど

周り(家族)に

気を使う(配慮する)ことが

できるようになったんや・・・



と、彼の成長を

感じ取ることができると



それまで訊きたかった

いろんなことが

どうでもエエことになりました。



「とりあえず一杯のむか?」

と向けると

嫌がることもなく

素直に盃を取りました。



ただ、お酒(日本酒)は

まだ苦手らしく

一杯でおしまい・・・



まぁ、それでも充分です。



そのあとは二人とも

特に話もせず

ただテレビを観ながらの

食事でした。



そして翌朝(昨日の朝)、

松本へ戻って行きました。




彼も向こう(松本)で

いろいろ経験させて

もらったこともあって

少し大人になったようです。



今になって

少し寂しく感じます。



彼が中学の頃に

いまの自分の中身というか

器というか

思いというか



そういったものを

持ち合わせていたら

また違ったやり取りも

できてたかも?

という後悔も

少し感じてます。




誰かが言ってました。




「子育ては親育て」

だと・・・



その言葉を

ようやく実感してます。






今度、彼が帰ってきたときは

日本酒じゃなくて

甘めのお酒をススメようか・・・



そんなことを思いながらの

今日の朝ランの結果です。