おはようございます。
陣の輔です。皆さん如何お過ごしでしょうか?
今年もあとわずかとなりました。
寒さ対策など準備は宜しですか、さて今日は一年で最も大切となるぎょうじだということをごぞんじでしょうか?
昔はよく大掃除と言えば、 "畳のすす払い"※(感謝の意を表します)など行事の多い時期ありましたね....w
最近ではあまり聞きなれない人もいるようですが、一年の終わりに家をきれいにすることで新たな年を迎える大切な行事(各家庭)でもあったんですよ。
其れはさて置いて、今日お話するのは冬至について
冬至と言えば、皆さんは何を連想されますか?
きっとゆず湯・かぼちゃを食べるなど風邪予防が一般的に知られていると思うのですが、実は調べてみると意外に奥が深く、その由来や意味するものに驚かされるはずです。
私自身も知らないというか、気づかなかったことの多さにビックリ(+_+)しました!(笑)
これからお話することは、知って置いて決して損の無いものになること間違いなしと思われる内容になっていますので是非最後まで読んで頂ければ幸いです。
--------------------------------------------------------------------------------------
冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日。冬至はいつかというと、固定ではなく毎年変動し、12月21日頃にあたります。冬至の日の日照時間を、太陽の位置が1年で最も高くなる夏至(同様に6月21日頃)と比べると、北海道の根室で約6時間半、東京で約4時間40分もの差があります。
冬至とは1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということ。そこで、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていました。太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では冬至が暦を計算する上での起点です。
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです!
クリスマスは、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭とキリストの生誕が結びついたもので、その年の冬至が12月25日だったため、諸説あったキリストの降臨日が12月25日になったといわれています。
それでは、なぜ冬至にかぼちゃを食べるのでしょう? また、かぼちゃ以外にも冬至の日の食べ物をたべるのでしょうか?
【冬至の食べ物は「ん」がつくもので運盛り
かぼちゃは別名「南瓜(なんきん)」で「ん」がつく】
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り といい、縁起をかついでいたのです。運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。
また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのです。
【冬至の七種】
- なんきん:南京、かぼちゃのこと
- れんこん:蓮根
- にんじん:人参
- ぎんなん:銀杏
- きんかん:金柑
- かんてん:寒天
- うんどん:饂飩、うどんのこと
--------------------------------------------------------------------------------------
他にもたくさんありますが、冬至には、ゆずなどについても書かれています。というように気づけばまた違った意味で感謝を感じながら今日の日を迎える事が出来ると思い書いています。詳しくは下記の著者のURLから読んでみて下さい。
☆執筆者:三浦 康子 暮らしの歳時記ガイドからの引用より