ザリガニは食べれます。実は美味しいです
ザリガニは食べれます。実は美味しいです
ザリガニと言えば、私が小さい頃、棒にタコ糸を付けて、餌はちくわを付けて近所の用水やため池にザリガニ釣りに行きました。
釣ったザリガニは、家に持って帰り、水槽で飼った事もあります。しかし、ザリガニがすぐに死んでしまい、悪臭をまき散らした記憶しかありません。
ザリガニを食べた場所
そんなザリガニなので、もちろん今まで食べた事もありません。私に取って、ザリガニ釣りをやったぐらいしか記憶にありません。
ちょうど2年前ですが、アメリカのダラスに出張へ出かけた時に、現地のアメリカ人に誘われて、昼食を食べに行ったところ、そこはシーフード屋のPappadeauxでした。
(帰国したから分かったのですが、現地では結構有名なお店のようです)
海外のレストランのメニューは写真が付いていないケースが多く、食材と調理方法だけが書かれているメニューが多く、正直いつも理解に苦しみます。
日本のファミリーレストランのように、写真が沢山使われていれば、おおよそ何が出てくるか想像はできますが、文字だけのメニューでは、さっぱり分かりません。
日本のサービス業は、本当によく考えていて、素晴らしいと思います。文字が読めなくても注文できるし。
今回もいつもと同じように、どれが食べれそうか迷っていると、ここはザリガニが美味しいと言っているので、思わずザリガニを注文です。
日本では、ザリガニを食べる習慣もありませんし、居酒屋メニューでも見た事がありません。
元々は食用として日本に輸入された
日本では、ザリガニの泥抜きの手間や、身が小さいので、ザリガニを食べる習慣はありませんが、海外では食べる習慣があるそうです。
しかし、日本では昭和初期にアメリカから食用として輸入されたのが始まりのようです。特に太平洋戦争中、食料不足の中、代用食として食べていたようです。
私が小さい頃、祖父にザリガニを見せると、昔は食べたとも言っていました。
しかし、代用食として戦時中は食べましたが、日本が豊かになると、やはり日本にはザリガニを食べる習慣が無いので、食べなくなりました。
もっぱら、子供の釣りですが、そんな場所も、都市部ではなくなってしまいました。私が住んでいた実家付近も、ザリガニ釣りをしていた場所は、住宅に一変し、子供の遊び場はなくなってしまっています。
ザリガニの味
日本では、綺麗な水の所にいないイメージがあるザリガニですが、アメリカではきれいな場所で養殖をしています。もちろん食用として。
そして、出てきたザリガニが下の写真になります。
左側がザリガニのから揚げで、右側がメキシカンソースが付いたザリガニです。
見た目は問題なく、やはり身が小さいイメージです。
味はエビの味がするかなと思っていましたが、どちらかと言うと味が薄いカニのような味です。思っていた以上に美味しく、から揚げの方も美味しく頂きました。
ザリガニは海外では高級食材
日本では、エビも海で取れますので食用として見向きもされないザリガニですが、フランスではロブスターと同様に高級食材として扱われています。
また中国でも、同様に一般的に食べられています。もちろんアメリカもです。
日本ではまったく食べないザリガニですが、国が変われば高級食材とは、すごいですね。
まとめ
ザリガニは食べた事がありませんでしたが、アメリカの現地の人の勧めで食べてみました。
最初は、汚い水の中で生活するザリガニなんか、まずいし臭いと思っていましたが、想像以上に美味しく頂きました。まったく臭くもありません。
私は可能な限り、海外に行ったら現地のものを食べるようにしています。
今まで見た事が無いものを食べてみると、意外な発見がありますので、海外に行かれた時は現地のものを食べる事をお勧めします。