プレゼンテーションは、非常に難しいですが、コツもあります。
プレゼンテーションは、非常に難しいですが、コツもあります。
SEの仕事の一つとして、プレゼンテーションする機会が非常に多くあります。何故かなと考えた場合、やはり目に見える形で物が存在しないからかもしれません。
例えば、製造業であれば、サンプル品をお客様に見せることで、価値を理解してもらえる可能性が高いです。
しかし、SEが作る物は、基本はソフトウェアなので、実演はしますが、触った所で、価値が分かりづらいと思います。
また、ソフトウェアを作る工程でも、多くの人が携わるケースが多い為、チーム内部への情報共有と言う意味でも、小規模なプレゼンテーションも多くなる傾向です。
私の経験ですが、プレゼンテーションを行う際に気をつけている点を紹介したいと思います。
昔の私のプレゼンテーション
若い頃から、プレゼンテーションの機会は幾度もありましたが、正直上手ではありませんでした。(今でも上手ではありませんが)
まず、上手に説明する事が出来ません。もちろん、大勢の人がいる中で説明するのも緊張してしまい、噛んだりする事も度々です。
また、緊張のあまり、顔から大量の汗が出たり、途中でお腹が痛くなったりする事もありました。最後に質問タイムがあり、頑張って説明したのに、何も質問が無く、ガッカリした事もありました。
何も質問が無いと言う事は、何も響いていないと言う事ですね。
そんな時から、何十回、何百回とプレゼンテーションを行う上で、少しずつ学び、コツを学びました。
その中で、私が考える今回はプレゼンテーションのコツを紹介したいと思います。
その1:時間を守りましょう
講演を聞きに行ったり、新製品の発表会などプレゼンテーションを聞く機会があると思います。
プレゼンテーションが上手な方は、持ち時間丁度で終了します。
時間ぴったりに終了する事が、これが非常に難しいです。時間オーバーになると、次のプレゼンテーションに迷惑になりますし、聞いて頂く方の予定も狂わしてしまいます。
一方、予定時間より短く終了すると、時間枠で決まっている場合、間を持たせる事が難しいです。
その2:1スライド1分30秒が目安
では、時間を守り、聞きやすいプレゼンを行う場合、どうすれば良いかといいますと、それは資料の作り方が重要です。
資料はもちろん読みやすく、理解しやすい様に作る事が必要です。
私のプレゼンテーションは、1スライド1分30秒を目安に作成しています。
これを目処に、持ち時間から作成する資料のボリュームを計算します。この中には、表紙や目次など、本題に関係ない部分は除いたスライド数になります。
プレゼンターが説明しながら、聞き手はスクリーンに表示される資料を読む訳ですが、しっかり資料を読んでもらう時間を与える必要があります。
1分30秒より少ないと、資料を頭で理解する時間が不足しますし、長いとダラダラしますので、飽きられない時間が1分30秒だと、私は考えております。
その3:上手な人の書き方をパクる
プレゼンテーションが上手な人は、本当に上手だと思います。
私が参考にしているのは、ソフトバンクの孫社長のプレゼン資料です。
何が良いかといいますと、「何が言いたいのか明確になっている」点です。また、色使いも、シンプルな使い方となっており、目的や聞き手が知りたい情報が満載です。
この書き方を参考に、資料を作成する様にしています。
まとめ
若い頃は人前で、話をする事が苦手でした。お客様や上司などに説明するのも緊張して何を話をしたのか、よく分からない場合もありました。
こんな私でも、数をこなして、ポイントを抑え上手な人の資料を参考にする事で、恥ずかしくないほどになりました。
何事も数をこなす事が一番重要だと思いますが、コツを掴むまで、私が心がけた事を紹介させて頂きました。
まだまだコツがありますが、次回に回したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。