2008年(アメリカ)
監督
ジェイソン・フリードバーグ
アーロン・セルツァー
- メディア: Prime Video
- この商品を含むブログを見る
感想
・元ネタでも印象的だった、子を選別する長老のシーン。この時点で、当作品の特徴が全て出ている。下品で、汚くて、どうしようもなく馬鹿(褒め言葉)。設定・ストーリーは『300』のパロディ。そこに、映画ネタ・ゴシップを、これでもかと放り込んでくる。笑えると言えば、笑える。
・よく言われることだけど、アメリカンに受けても、日本人に受けるとは限らない。特に、子供を徹底的にいびる不謹慎なシーンは、日本の人にはきついかもしれない。これ見て笑えるか、という箇所がけっこうある。
・笑いがストレート。直球。常にまっすぐ。どこまでいっても、それは変わらない。段々、単調に感じられるようになる。作品としても、後半にかけて、ぐだぐだになっていく。ただ、憎めない作品なので、失望感はあまりない。まあいいやと思った。
・それでも、洋画ファンなら、楽しめるところは多い。貞操帯がダイヤル式のロックになっているところは、個人的に面白かった。また、何の恨みがあるのか、某オーディション番組と、ブリトニー、パリス・ヒルトンが、かなりいじられていて笑えた。
・ものまねのクオリティが妙に低い! お下劣ギャグ満載! ボカシ多め!
・個人的には笑えるところもあったし、嫌いじゃないけれど、胸を張って友達にすすめられる映画とは言えない(笑)人を選ぶ作品である。