早いとこ書いてしまわないと 感動が薄れるから、 ヾ(・ω・`;)ノ≡ヽ(;´・ω・)ノ゙ アセアセ
鳳月杏、海乃美月、暁千星のトップ3以外の感想を書き留めておきます。
先程 明日海りお様 Twitterに登場の記事を書いたから 今日も2度目の更新です!
ネタバレありますので ご注意ください。
光月るう タダタカ
谷先生がファンタジーにするために 伊能忠敬がモデルなのだけれど それらしき人物ということで敢えてカタカナ表記のタダタカさんが 歴史の教科書に登場するのとは全く違う 豪放磊落な人物に描かれていて るうさん好演!!
話しっぷりや発声でその豪快さを表して。でも 弟子たち(カゲヤス・リンゾウ)には、厳しい中にも愛があって…とこれまた いいお役ですね。
こちらも笑いが随所にあって、でも、ホロリとさせられたり るうさんの硬軟自在の演技に翻弄される~!
風間柚乃 シーボルト
お芝居お上手! 骨太なお役が似合う感じです、ご本人老成した感のある落ち着きがありますね。
今回も 「I AM FROM AUSTRIA」に続いて 楽しいお役でした。前は、等身大のちょっとダメンズな感じでしたが シーボルト役は 舞台の空気を動かしている、という位、学年差を感じさせない堂々の演技で、主演のちなつ(鳳月杏・92期)や2番手のありちゃん(暁千星・98期)相手に臆せず、どころか 互角の勝負?
生き生きと「シーボルトを生きて」、演じているというのを忘れさせるぐらい こなれた演技だったから、舞台に引き込まれたのだと思います。巧わ~
今回は笑いどころもいっぱいあって 笑わせてもらいました^^
柚乃くんで、いろんなお役を観たくなりました、それって… 役者への最高の賛辞です!
紫門ゆりや タダアキラ
老中?と言っても 軽めなお役人風情。コメディなこの作品だから 重々しくなくてちょうどいい感じ。顔に隈取を描いて 独特のキャラになってました。
英かおと ヌイノスケ
タダアキラの部下で調子をあわせているだけかと思いきや、実はロシアのスパイ。樺太の地図を持つリンゾウ(暁千星)と組んで日本を列強に負けない国に、との野心を持っているという隅に置けない男。
その豹変ぶりも面白く拝見しました。
白雪さち花 エドミ/デジミ 春海ゆう エドハル/デジハル 佳城葵 エドゾウ/デジゾウ
上記お三方は、トリオで登場されるんですね。で、江戸にいる時はエドミ、出島にいる時はデジミ、だったんですね~。 「デジ」はデジタルで 宇宙人かな??って思ってたんですが デジは出島のデジ。
そういう事。
滑舌のいい3人が 時々登場して繰り広げるトークが 楽しくてわかりやすくて よかったです。漫才みたいに、阿吽の呼吸で気持ちがいい!
蘭尚樹 若かりしカゲヤス
「I AM FROM AUSTRIA」でも、ちなつちゃん(鳳月杏)の若かりし日のお役でしたが、今回もちなつちゃん演じるカゲヤスの少年時代のお役ですね。
豪快な師匠・タダタカ(光月るう)との絡みが多くて見せ場もらってましたね。役作りが一本調子な感じもしたけれど、月の植物の実でまさかの…のくだりは熱演でしたね!泣けました。
あの回想シーンを舞台上で挿入することで、とてもわかり易くなっていて良かったです。
回想シーンを真横で カゲヤス(鳳月杏)が見てるのが なんだか不思議な感じでした。
彩音星凪 チョウエイ
シーボルトの臣下? 医者で蘭学者の高野長英風。 彩音星凪くんが飄々としているのが面白かったです。
蘭世惠翔 ヘレーネ
シーボルト邸のメイド。お茶を用意するだけでなく ピアノも弾くし(月光ソナタ)剣を持って戦うこともできる?メイドさん^^
娘役に転向して、ようやく娘役として目立つお役で良かったです。「I AM FROM AUSTRIA」は、あまり目立たず。
娘役にしては長身。
菜々野 あり アルテミス 詩ちづる セレネ
二匹のウサギちゃん、とっても可愛いです、仕草も。
アイドル歌手みたい^^
今回は、組の半分のメンバーでしたが、キャストと生徒さんがぴったりハマっていて、出演者全員の頑張りもあり、とても楽しくて見応えのある作品になっていました。
海外ではこれぐらいの人数で上演していることが多く、宝塚は音楽学校を擁しているために卒業生が全員入ってくるために大所帯ですね。
これぐらいこじんまりとした舞台の方が ひとりひとりの顔が見えるし、それぞれがその他大勢のちょい役にならずに済むのでやりがいがありますよね。
以前は お金と手間をかけた大劇場公演が好きでしたが 最近小劇場公演の良さを実感しています。
これからも 小劇場でいい作品をいっぱい見たいと思います!