因果交流電燈

本とアニメを題材にしていろいろ語るブログです。

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?11話「水着を脱いだシンデレラ!?」【アニメ感想】

変好き11話の感想・レビューです。ネタバレありです。

 

 遅ればせながら、水着回です。

といっても息抜きとはほど遠く、これまでのシンデレラ調査のクライマックスでした。

 

そして、驚愕の瑞葉ボディ。さりげなく南条も。

 

【今回の変好き】

f:id:otokitakun:20190918040924j:plain

©2019 花間燈/KADOKAWA/変好き製作委員会

 

 前回、シンデレラの正体に感づいた慧輝。

 

その確証を得るために、例のチケットを使って紗雪先輩、唯花、南条、瑞葉をプールに誘った慧輝。

 

そこからまずは、お約束のハーレム描写の連発。

 

ある程度満喫したところで、慧輝は瑞葉と2人きりに。

まあ、相変わらずのシスコン・ブラコン展開。

僅かですが、瑞葉の回想シーンが挟まりつつ。

 

そんな中慧輝たちが目にしたのは、アルバイト中の小春先輩。ちなみにスク水姿。

小春先輩は告白大会なるイベントに人を集めるために奮闘していた模様。

 

その大会への参加を表明する紗雪先輩たち。

優勝者には、慧輝に何かひとつ命令できる権利を進呈するとのこと。勝手に。

 

そこから始まった、公のイベントを借りた慧輝への告白大会。

 

それぞれの趣味嗜好を含ませつつ、紗雪先輩、唯花、南条、瑞葉が告白を披露。

結果、大会記録を更新した告白をみせた瑞葉が優勝。

 

大会後、2人きりになった慧輝と瑞葉。

 

慧輝は、先に謝ったうえで瑞葉のスカートをめくりました。

そこにあったのはシンデレラのパンツでした。

 

そして瑞葉は、「見つかっちゃった」と一言。

 

 

全ては慧輝、そして小春先輩と翔馬の策略。シンデレラの証拠を掴むために。

パンツを奪ったシンデレラは、問題の品を肌身離さず持っていると推測。

だからこそ、登校日にシンデレラを突然プールに誘うことに。

当然シンデレラは着替えの下着は用意していないはず。

綺麗好きなシンデレラが選ぶのは、カバンに潜ませたパンツをはくこと。

 

かくして、慧輝はシンデレラ・瑞葉を追い詰めたのでした。

 

瑞葉は慧輝に思いを伝えたかったものの、兄妹としての関係が壊れてしまうかもしれないと不安になり、また、もしかしたら追いかけてほしかったのかもしれないと、ラブレターを匿名で残したとのこと。

 

あらためて、真摯に慧輝に告白する瑞葉。

 

瑞葉の気持ちを嬉しく思いつつも、慧輝はやはり「兄妹」だからと、なかなか受け入れることはできない様子。

 

そこで瑞葉は慧輝に問います。慧輝と自分は同い年の兄妹だが、10月生まれの兄と3月生まれの妹について不思議に思わなかったのか、と。

 

全く気にしていなかった慧輝。

 

そこで瑞葉はお返しとばかりに、先に謝ったうえで慧輝にキスをお見舞いするのでした。

 

瑞葉は慧輝に伝えます。

自分たちは本当の兄妹ではない。だから、この気持ちは間違っていない、と。

 

今回はここまで。

 

【今回の感想】

なるほど、これがメインヒロインか。 

 

これまでのハーレムが完全に茶番だったのかと思わせてしまうほどの圧倒的なヒロイン力。

 

面白かったですね。

というか、前回の終わりを見て続きが気にならなかった人はいないでしょう。

 

例の写真に写っていたのは瑞葉でした。まあシンデレラの正体が瑞葉だったというのは多くの方の予想通りだったのでしょうね。

ここで突如新キャラが登場して場を荒らす展開になっても面白いと個人的には思っていましたが。

ただ、もしかしたらこれからどんでん返しもありえるのか?さすがにないか。

急展開があるとしても、シンデレラ事件とは別の新たな事件が起こる方が面白そうですし。

いずれにしても今回のアニメ化に収まらないでしょうが。

 

まあとにかく、慧輝と瑞葉の一対一のシーン、そして次回予告の雰囲気、良かったですね。

まさに満を持しての正ヒロインの降臨といった趣でした。

 

相変わらず「パンツ」という言葉が挟まるたびに程よく脱力しますが、あたかも重厚な推理ものを見ているようでした。

その一方で、告白大会なる舞台を用意したうえでのヒロインたちの告白というラノベのある種の古典的かつ王道の展開もありました。

 

はっきり言って、大満足の回でした。

 

次回もさらに期待できます。

このままシリアスな瑞葉の思いに繋がるのか、それとも例のごとくの変態ストーリーに向かうのか。どちらにしても良いと思います。

 

それにしても今回の告白大会や慧輝たちとの作戦会議を見てあらためて思いましたが、小春先輩はすっかり狂言回しの役が板についてきましたね。

小春先輩も素敵です。 

 

以上、変好き11話の感想でした。