生きた化石が生息する「杵築市」 | 倹約しんちゃんの大分「県」聞録

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今日は休暇でしたが…あいにくの悪天候で国東半島の仏閣のお参りと御朱印集めは中止にしました。

 

期間はまだあるのですが…私の休暇が期間中に数回しかないので、すべて集められるのか心配になっています。


 

今回は全国的にも珍しい「カブトガニ」が大分県内で生息しているお話です。

 

カブトガニは「生きた化石」と言われますが、厳密にいうとまだ化石化していません(笑)

 

化石として存在しているくらい古くから姿を変えずに生き続けている生物です。

 

身近なものでは「サメ」も姿を変えずに今も生きていることが知られています。

 

 

カブトガニは九州北部と瀬戸内海の数か所でしか生存が確認できていないそうです。

 

大分県でカブトガニが生息しているのは「杵築市」で、以前は杵築市役所内の水槽で飼育されていた時もありました。

 

現在はその無料展示も無くなり、カブトガニが生きた姿で見られるのは、大分県の水族館「うみたまご」だけのようです。

 

うみたまごではカブトガニに直接触れることもできるようです。

 

 

カブトガニは杵築市のシンボル的な存在となっていて、JR杵築駅前にチョットした展示物があります。

 

 

 

 

杵築市内に実際に設置されているマンホールは、白色のペイントはされていません。

 

 

 

杵築バスターミナルのすぐそばにある「杵築ふるさと産業館」では、カブトガニの展示物があります。

 

 

 

 

展示物は店内の杵築バスターミナル寄りにあります。

 

 

 

 

台風などで海が荒れた後に杵築湾の砂浜に打ち上げられている姿を見ることができ、捨てられた網に引っ掛かったカブトガニを外してあげたこともあります。

 

 

杵築ふるさと産業館では、こちらのようなカブトガニをモチーフにしたお土産品が販売されています。

 

こちらは根付で、「黄楊(つげ)」と呼ばれる伝統的な細工物の材木を材料に作られています。

 

根付には留め具部分が異なる2種類がありますが、どちらも同じおお値段です。

 

 

 

あまりの出来の良さに思わず購入してしまいましたが、すべての商品の仕上がりに若干の違いがあるので…すべて手作りのようです。

 

 

 

耳かきも黄楊を加工して作られていて、こちらは「本つげ」という焼印が押されています。

 

 

 

こちらのカブトガニはサイズを控えめにする必要があるので、簡単な加工で上手に表現されています。

 

 

 

カブトガニをモチーフにした商品は他にもありましたが、折り紙で作られたものだったりしたので購入はしませんでした。

 

個人的な感想としては「竹」ではなく「黄楊」と材料にしたところがポイントが高いと思っていて、お値段はどれも380円(税別)と安い点がビックリです!

 

観光目的が「カブトガニ」という方は少ないと思いますが、杵築市の城下町に観光に来られた際は…こちらの杵築ふるさと産業館に立ち寄られることをオススメします。

 

大分県のお土産の中でも杵築市内でしか手に入りにくいお土産品の取り扱いがあるので、お土産選びも楽しめますよ。

 

 

今回の重要なポイントは…

 

1.杵築市は城下町とカブトガニをセットで楽しめる

2.杵築ふるさと産業館で扱う「黄楊」を使った工芸品は安価

3.生きたカブトガニを直接触れたいなら「うみたまご」へ

 

という感じですね!

 

 

 


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