溶ける寸前の雪だるま/脊髄反射のように書いてるネタ短文っぽい何か

溶けきるまでの日々。ネタのような雑記のような創作のような文章を垂れ流しているブログ。

かち、と刃がぶつかる音がした

心に沸き立つ感情は、怒りであった。

 

もはや、この痛み、苦しみ、許すことまかりならぬ。

 

冬の空、裸で放り出されてしまうような痛みと苦しみを覚えた。

 

ぐぐぐ、と呻きたくなるような、解放されがたき苦しみと、移動する痛みが、怒りという沸騰した湯を作成していく。

 

つまり、腹痛である。

 

 

ニュータイプな腹痛が最近のトレンド。

なんだ痛みのトレンドて。

俺はマゾの人じゃないから、痛みを楽しむことに向いていないんだぞ。

かといって人に痛みを与えることにも向いていない。

メガテンのような極Nならともかく、現実で中途半端はどちらも楽しめないという意味でとても損をしている気分になってしまう事否めなし。

 

とにかく腹痛だよ。ちょっと! 回復したんじゃないですか! って思ったら次の日「こんちはー、調子どうすかー」みたいなノリでやってくんの。

いや、今悪くなったわ、てめぇのせいでなぁ!

そう返そうとも、やつは腹痛。姿なき暗殺者であるのだ。いや、暗殺者は言い過ぎた。それならもう死んでいる。……この俺は幽霊だった?(間違い

 

胃薬部隊が奴を駆逐してくれないとすれば、もしやこれは正常な流れのものなのだろうか。

それか通行券を持ってしまっているのだろうか。

なんというざるな門番。やめてしまえ。あ、いやごめん、辞められるといろいろ素通りになるから考え直してほしい。勢いというやつだった。吐いた唾は戻らぬとはいえ体内の出来事だ。その身に収めてほしいのだ。

 

頭痛やら腹痛やらは気付けば俺の隣にいた。

 

好きでもないのに、ずっとそういっているのに、奴らは俺のそばから離れようとしないんだ。

 

そういうとなんか物語の始まりっぽいけど、これは現実なので酷いものだ。内容的にも。登場人物一人やし。

 

うまくやっていきたくないのに、うまくやっていかねばならない存在。

そういうやつはどこにでもいるが、自分でさえそうだということは、速めに知っておきたい事実だったと思うた(まとめ