BP【BP】が配当金50%カットを発表

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石油メジャーのBP【BP】が2020年8月4日に配当金の50%削減を発表しました。

これまで四半期ごとの配当が0.63ドルだったのが、0.315ドルになる予定です。年間配当は2.52ドルから1.26ドルの予定です。2020年8月4日の株価は23.5ドル近辺、配当利回りは5.36%です。

BP【BP】の連続増配は2年で終わることになりそうです。

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BP【BP】の過去の配当、年間増配率

下の表は、2015年以降の増配率です。2015年以降は1株当たり0.6ドルの横ばいが続いており、2018年に0.615ドルに増配され、その後2020年に0.63ドルに増配されましたが、今回50%の減配で0.315ドルになりました。表内の青字は予想です。

【BP】の年間増配額と年間増配率は?

【BP】の配当金を1年ごとにまとめてグラフ化しました。

2010年にメキシコ湾原油流出事故を起こし、多額の賠償金を支払うことになったため、2010年は3期無配になりました。2011年に配当の支払いが再開されましたが0.84ドルから0.42ドルに半減となりました。その後、少しずつ配当を増やしましたが、今回0.63ドルから0.315ドルに再び半減となりました。約10年に1度、配当金が半減されています。

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BP【BP】をいつ買ったら正解だったか?

過去5年の配当利回りの平均は6.86%です。配当利回りは5~12%の間で推移しています。株価は横ばいです。

黄色の線はYOC(Yield on Cost)です。過去にこの銘柄を買った場合、現時点での購入単価当たりの利回りが何%になっているかを示しています。配当利回り(赤い線)と連動した動きになります。YOCを上げるコツは(1)増配率の高い銘柄を買う、(2)連続増配年数の長い銘柄を買う、(3)株価が低迷しているときに買う。いずれの場合もなるべく早くに買った方が、YOCは上がっていきます。

BP【BP】の株価は右肩下がりで、今回減配になったので、どのタイミングで買ってもYOCは上がりません。

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今年に入ってからのBP【BP】の株価と配当利回りは?

2020年に入ってからのBP【BP】の株価と配当利回りを確認しましょう。青線が株価(左軸)で、赤線が配当利回り(右軸)です。配当利回りは6~7%で推移していましたが、2月半ば以降は株価下落して、3月23日には配当利回りが13.8%まで上昇しました。その後株価が多少持ち直して配当利回りは10~11%になりましたが、今回配当が50%カットで配当利回りは5.36%になりました。株価も配当利回りも激しい動きですね。

 

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現在のBP【BP】の株価と配当利回りの関係は?

年間配当額が現在と同じく1.26ドルで変わらなかったら、配当利回りはどのように変化するでしょうか。下のグラフは年間配当額が1.26ドルが続いた場合の、配当利回りと株価の相関図です。配当利回りを0.5%ごとに株価を出しました。BP【BP】を購入しようと考えている人は、目安にしてください。

 

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BP【BP】の財務データは?

BP【BP】の財務データです。ここ数年の配当性向はかなり高いですね。






 

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ライバル企業とトータルリターンを比較する

BP【BP】とライバル企業のトータル・リターンを比較します。ロイヤル・ダッチ・シェルB【RDS.b】、シェブロン【CVX】、Vanguard S&P500 ETF【VOO】と比べました。2011年1月に1万ドル投資して配当を再投資した場合、2019年7月には【VOO】が3万1500ドル、【CVX】が1万3200ドル、【BP】が8600ドル、【RDS.b】が6800ドルになっていました。エネルギー銘柄は皆苦戦していますね。

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まとめ

いかがでしたか? BPの減配は織り込み済みだったので、株価はあまり変化していません。今後BPは石油会社から総合エネルギー会社へと変貌する見込みです。先行きはそれほど暗くないようです。

 

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