新たに生まれ変わった【SPYD】80銘柄を徹底分析!

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ステート・ストリート社のSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF【SPYD】は年2回、大幅な組み換えを行っています。今回、2020年7月中に組み換えが行われました。

【SPYD】の組み換えは、S&P500の配当利回りの高い順に80銘柄を選び、各銘柄の保有比率を均等に1.25%ずつにします。前回の入れ替えからの半年間で無配や大幅減配になった19銘柄が削除されたので、61銘柄になっておりました。今回の組み換えでは80銘柄に戻りました

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これが【新SPYD】全80銘柄だ!

さて、【SPYD】はどのように生まれ変わったでしょうか? 以下の表が2020年7月31日現在の【新SPYD】の組込銘柄です。組込比率順に並んでいます。左端の背景がピンク色になっているのが新たに加わった銘柄です。

ざっと見ると、不動産と金融が多いですね。全80銘柄の配当利回りを単純に平均化すると、5.62%でした。

 

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セクター比率はどう変化したか?

【SPYD】のセクター比率がどう変化したのか、検証してみました。左の円グラフが、前回の入れ替え直後(2月3日)です。真ん中の円グラフは、今回の入れ替え直前(7月30日)。右側の円グラフが今回の入れ替え直後(7月31日)です。

前回入れ替えから今回までの半年間で19銘柄が削減され、その中に一般消費財セクターが11銘柄も含まれていました。そのため、真ん中の円グラフでは一般消費財の緑色部分が大きく減りました。

今回の入れ替えでは、金融セクターが15.5%から23.4%に増えて最多になりました。大きく減らしたのはヘルスケア・セクターが9%から2.5%に、生活必需品セクターが10.6%から5.0%になりました。

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【新SPYD】全80銘柄をセクターの比率順に並び替える

それでは【新SPYD】に組み込まれている銘柄をセクターの比率順に並び替えてみましょう。金融が最多の19銘柄、不動産が14銘柄、エネルギーが10銘柄、公益事業が9銘柄、情報技術が7銘柄、通信サービスが6銘柄、素材が5銘柄、一般消費財と生活必需品が4銘柄、ヘルスケアが2銘柄です。

ヘルスケア・セクターは、ファイザー【PFE】とアッヴィ【ABBV】の2銘柄になってしまいました。

 

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【SPYD】から除外された10銘柄は?

【SPYD】から外された10銘柄について見てみましょう。

これらの銘柄は、業績の見通しがよくて株価が上がったために配当利回りが下がったケース、減配されたために配当利回りが下がったケースに分かれます。

ゼネラル・ミルズ【GIS】とケロッグ【K】は生活必需品セクター、ギリアド・サイエンシズ【GILD】とカーディナル・ヘルス【CAH】はヘルスケア・セクター、デジタル・リアルティ―・トラスト【DLR】とクラウン・キャッスル・インターナショナル【CCI】は不動産セクター(リート)です。1月の時点で配当利回りが高かったので組み込まれましたが、株価が上昇して配当利回りが低くなったために除外されました。

ウェルズ・ファーゴ【WFC】、シュルンベルジェ【SLB】、センターポイント・エナジー【CNP】、ウェストロック【WRK】は、大幅減配によって配当利回りが下がりましたので、除外されました。

 

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【SPYD】に新たに加わった29銘柄は?

【SPYD】に新たに加わった29銘柄です。セクター比率の高い順に並んでいます。金融が最多の9銘柄、不動産が5銘柄、エネルギーと公益事業が3銘柄、情報技術が4銘柄、通信サービスは2、素材と一般消費財、生活必需品は1、そしてヘルスケアはありません。資本財は元々ないですが、新加入候補もないです。

コンソリデーテッド・エジソン【ED】、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】は連続増配銘柄です。情報技術のゼロックス・ホールディングス【XRX】やヒューレット・パッカード・エンタープライズ【HPE】は日本人にもなじみのあるメーカーですね。金融のAIG【AIG】、USバンコープ【USB】も有名ですね。

 

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金融セクターの内訳は?

【新SPYD】では、金融セクターが最多の19銘柄組み込まれました。その内訳をみると、銀行が11、資産運用管理が2、保険が6です。リテール銀行の大手ウェルズ・ファーゴ【WFC】が業績悪化による大幅減配のため、除外されてしまったのは寂しいですね。

 

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まとめ

いかがでしたか? 80銘柄に戻った【新SPYD】の新たな船出に期待しましょう。コロナ・ショックによる減配銘柄がほぼいなくなり、しかも現在は株価が低い状況なので、この段階で買い始めるというのはアリかもしれません。

 

 

約1カ月前の2020年7月1日に行った【SPYD】の入れ替え予想です
404 NOT FOUND | たかにんの米国株投資術

 

 

 

 

 

 

 

 

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