その年の置物を飾ったりする風習があります。

(干支の置き物は何処に飾ったら良いかは別の記事で書きますね)

 

本日、主人の表彰式がありました。

記念品の一つに早くも来年の干支の丑のデザイン九谷焼の盃でした。

   
 

さて、しかし本来の干支は動物のことではなく、植物の成長過程を意味するものだと言うことをご存知でしたか？

 

「子」は種子が土中で発芽の時期をまさに迎えた瞬間を意味し、「丑・寅・卯・辰・巳」と芽が徐々に育ち、「午」で陰陽の転換点を迎え「未・申・酉・戌」と結実して行きます。

 

 

そして、今年の「子」は『新しい命が植物の種子の中に生まれた状態』を意味しています。つまり、種子の中に新しい生命がきざし始める状態です。

 

冒頭でも、お話した通り

十二支は植物の循環の様子を表していますから

 

亥→子→丑となりますが、「亥」は植物の生命力がその内に閉じ込められている状態であり、「子」は、種の中に新しい命が生まれた状態であり、「丑」は紐と言う意味であるので芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態になります。

 

つまり、丑歳は「抑えるエネルギー」が強いこと。

 

もう少し、深く話していくと来年の十干は「辛(かのと)」です。

 

辛(かのと)は、五行では「金」の気であり

陰陽では「陰」の気です。

 

そうすると十干と十二支を合わせた干支『辛丑』は「辛＝金の陰」「丑＝土の陰」は「土生金」土から金を生ずるなので、土が集まって山となり、山の中から金属が産出される。

 

ちょっと難しくなってしまいましたが…

 

新しいという字は「辛＋斤」です。

つまり、新しくする為にバッサバッサと斧で切っていくということになります。

 

丑は抑える。

辛は切り落とす。

 

2021年は、コロナの収束に希望が持てそうですよね。

 

 

天の気＝辛

地の気＝丑

人の気＝六白金星

 

 

「天の時、地の理、人の和」

この三位一体が重なって、2021年の運気は構成されて行きます。

 

各会場共に、お席は半分程

 

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