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カテゴリ:二次小説
昨日、5月16日は西城秀樹さんの3回忌でした。それで僕は久しぶりに思い出したのです。
「アメリカンコーヒーお願いします」 これが歌手西城秀樹さんからかけて頂いた何とも優しいオーダーの言葉でした。 1977年、僕は原宿のとあるカフェレストランでバイトをしていました。後にカウンターでフライパンを振るようになりましたが、あの頃はウェイターで良かったです。♪ 雑誌のインタビューで来店されまして、僕がオーダーをとりに伺ったところ、他の人は「コーヒー、ホット」とかメニューの名称しか言いません。大体のお客さんがそうでした。 でも西城秀樹さんは違ってました。 「アメリカンコーヒーお願いします」そう仰ったのです。しかも優しい声音で、です。 数分後、淹れたアメリカンコーヒーをテーブルの上にそっと置くと、他の方は無言。 けれど西城秀樹さんは、 「ありがとう」ってまた優しい声で。 そしてお帰りの時には、我々の方を振り返って 「ごちそうさまでした」 アメリカンコーヒー1杯だけですよ!信じられないほど心地良い気分になって僕も ああいうマナーをおいらも心がけるべきじゃ・・・そう思い真似してます。 西城秀樹さんの優しい声、態度、ずっと忘れていません!僕の宝物です❕ 今連載中の「もうひとつのラスト」の原作「そのときは彼によろしく」には主人公はじめ、心優しい人達が多く登場していて、当時とても癒されました。 コロナウイルスのことでストレスが溜まる今日この頃です。優しい人の事を思い出して少しでも温かい気持ちになれたらと、思い出の中で生き続ける優しい西城秀樹さんのお姿を偲ばせて頂きました。 えっと、折角いい思い出を綴った後で恐縮ですが、ポチっと 応援して頂けたら幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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