「たすくる者強ければたうれず」
一対一のつながりが学会の強さの根幹だ。
悩める友に励ましを!
〈名字の言〉 2019年9月3日
アスファルトの隙間などに生える雑草を見ると、そのたくましさに驚かされる。
きょう9月3日は語呂合わせで「草の日」だそうだ▼約7000種ある日本の
種子植物のなかで、普段、目にする雑草は100種にも満たないという。
実は「雑草」となるには特殊な能力が必要と、植物学者の稲垣栄洋氏は指摘する
(『雑草はなぜそこに生えているのか』ちくまプリマー新書)▼人に踏まれたり、
耕されたりする“予測不能”な環境下でも「臨機応変に変化を乗り越える強さ」こそ、
雑草が持つ能力といえる。どんな場所でも“生育のチャンス”を見いだす――生命の
持つ限りない可能性を見る思いがした▼福島県の浜通りに住むある婦人部員は経済苦、
子どもの非行などの試練と格闘してきた。「踏まれても 踏まれても なお咲く
タンポポの笑顔かな」。かつて池田先生が紹介したこの言葉を支えに、一切の宿命
を使命と捉えて乗り越えた。「“これでもか”という苦難の連続の中で、境涯が深まると
実感しています」▼詩人の薄田泣菫は「草に現れた生命ほど、謙遜で、素朴で、正直で、
そして辛抱強いものはたんとありますまい」と(『泣菫随筆』冨山房)。仏法者の
“能忍の心”にも通じる。粘り強い挑戦で、自分らしい幸福の花を咲かせよう。(閃)
〈寸鉄〉 2019年9月3日
「妙とは蘇生の義なり」御書。生まれ変わった心で!拡大の波をここから
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「スポーツ部」発足の日。使命の舞台で勝ち捲れ!君の活躍を全同志が応援
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困難を避けるような弱虫に何ができるか―恩師。挑戦また挑戦が創価の道
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楽観的な人ほど長生き―研究。信仰は希望の源泉。不屈の祈りで健康長寿に
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新学期は子どもの心身が不安定になりやすい時期と。些細な変化見逃さず