長野県松本市・松本城跡を訪ねるー   松本のシンボル    | 名宝を訪ねる ~日本の宝 『文化財』~

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国宝や史跡、天然記念物などの国指定文化財を巡り堪能し、その魅力を紹介するブログ

私も最近はコロナ禍の影響で、仕事以外ではほぼ外出してません。

もっとも、博物館や美術館はもちろん、お目当ての場所はどこも閉鎖していてつまらないので、出かけるような場所もないですが。

 

 

さて、今回訪ねたのは松本城跡です。

もちろん、新型コロナが騒がれる前のことでして、やっとブログにupしました。 

 

 

松本城天守

 

今年小6になった息子も、城が好きなんです。

 

ただ、父は土塁のある山城が大好き。

 

息子は、復元でも復興でも天守閣があるお城でないとイヤ!

 

とかいう子でして。

 

 

 

 

現存天守が見たい、と言い出しました。

関東近県で現存天守があるところと云ったら…

 

そう。

ここ、松本城しかないじゃないですか。

 

 

 

天守下の石垣

 

というわけで、松本城まで行ってきました。

 

しかし、息子よりマニア歴の長い父ちゃんが一緒じゃ、一筋縄では行きません。

 

天守へ向かおうとする妻と息子をよそに、到着するなり父ちゃんは

「天守もいいが、石垣もいい味出してんじゃん!」

と言いながら、ちっとも前へ進みません。

 

埋門

 

野面積みの石垣は、なんかマニア心をくすぐります。

 

この埋門なんか、まだまだ戦国期の影響を感じさせるではありませんか。

 

「父ちゃん早く〜!」

 

はい、いつものことですが、妻と息子は呆れ顔で先に行ってます。

 

天守(南から)

 

本丸石垣

 

本丸石垣(西から)

 

呼ばれたって父ちゃんは先にはナカナカ進もうとしません。

だって見どころいっぱいなんだもの。

 

この石垣の折れなんて、必ず押さえておくポイントだろ。

 

せっかく来たんだから見ないと損だろ?

 

 

早く天守に行きたい妻と息子は父ちゃんを置いて行ってしまいました。

 

で、やっと入場口の黒門に到着。

 

黒門一ノ門

 

 

黒門ニノ門

 

この門は復元なんですね。

 

ただ、石垣は修復こそあれ、ほぼ当時のもの。

大きな石を表に向けて壮大さを演出しているのも、近世のお城ならでは。

 

本丸へ入って来ました。

 

 

本丸から見た天守

 

おお〜

 

やっぱりカッコイイね。

黒く聳える天守と、控える小天守や付櫓の絶妙な配置。

 

この方向から見る松本城天守が一番イイ!

 

天守最上階から(南方を見る)

 

本丸御殿は位置表示されていました。

 

次回に続きます。

天守については、次回に。

 

 

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松本城跡昭和5年11月・国指定史跡 長野県松本市丸の内)

 

松本市は、長野県の中央に位置する、松本平といわれる盆地の中央に位置します。古くは「深志」と呼ばれ、水利の良さから古くから信濃の国の中心として栄えていました。松本城は信濃守護・小笠原貞宗によって築かれた「深志城」が始まりとされています。その後、武田信玄の品の進出時に拡張されています。現在の松本城の原形は豊臣氏が天下統一した後に入封した石川数正と、その嫡男の康長が築きました。今回は家族旅行だったこともあって、城跡の遺構をすべて見られたわけではありません。そのため、息子や妻との掛け合いを主にした文章となってしまいました。いずれ、外堀跡や総堀などの遺構を見た時に再レポートします。

 

 

 

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