世界の教養を知る為のファクトフルネス【書評】

Amazonや本屋でよく見かけるファクトフルネス。人気の本と書いてあるけど一体どんな本なのか?
学校では教えてくれない世界の情報とは何か?
ファクトフルネスについて教えて!

 

あなたは世界の情報についてどのくらい知っているでしょうか?

もしかしたら知っている情報は過去の情報かもしれません

ファクトフルネスはそんな世界の情報を教えてくれる

 

管理人のMKです。世界の教養を教えてくれる
「FACT FULNESS(ファクトフルネス)」
この本はどんな本なのか?あなたが知っている世界は過去の情報かもしれません!

 

世界の事を知らないのは人間に隠された本能にあるかもしれません

そんな気になるファクトフルネスについてを知っていきましょう!

 

 

ファクトフルネス(FACT FULNESS)とは?

ファクトフルネス(FACT FULNESS)
2019年1月15日(第1版第1刷発行)
著者「ハンス・ロスリング」「オーラ・ロスリング」「アンナ・ロスリング・ロンランド」
和訳「上杉周作」「関美和」

 

ハンス・ロスリングは医師として長年の活動を元に

息子「オーラ・ロスリング」と息子妻「アンナ・ロスリング・ロンランド」と作り上げた本です

10の思い込みを乗り越え、データを基に
世界を正しく見る習慣
~ファクトフルネス~

 

ファクトフルネスの「13の質問」

本書冒頭には13の質問が出て来ます

質問は3択クイズで答えるようになっているんですが

読みながら回答し、13の質問の答えと自分の答えを見た時

あなたがどれだけ世界について知っているか分かるはず

記事最後に13の質問を記載しておくので挑戦してみましょう

 

ちなみに「もし13の質問をチンパンジーに回答させてみたら」というものが本書の中にあります

チンパンジーの正解率は「約3分の1」

なので4~5問の質問は正解している事になります

* チンパンジーが3分の1の正解率を出せるのは同じ確率で質問を選択するから

 

あなたはチンパンジーに勝てるでしょうか?

 

どんな人物たちが質問を回答してきたか?

著者「ハンス」はこの13の質問を色んな人達に解いてもらっています

  • 世界銀行の職員
  • 投資家
  • 大学生
  • ジャーナリスト
  • 専門家

上記以外にも様々な高学歴の人やオンライン調査での回答している

 

そんな高学歴な人が集まる世界の様々な会議や大学の講習・オンラインで13の質問をした結果

地球温暖化の質問を除くと、人間の正解率は平均12問中2問

先程言いましたが、チンパンジーは12問中4~5問は正解する確率になっています

地球温暖化の質問だけはどの国の人もほとんど世界しているため、12の質問で計算している

 

高学歴の人や世界の事に関わっている人たちは

何故かチンパンジーに負けてしまう結果になってしまっている

 

なぜ、チンパンジーに負けてしまうのか?

そこには人間の思い込み・本能が関わってきます

 

ドラマチック本能

人は様々な問題をドラマチックな方に選んでしまう傾向があります

世界ではまだまだ「貧困・戦争・災害」など世の中の情勢は悪化していると考える人も多くいるかもしれません

しかし、実際は昔に比べて良くなって来ているんです

 

例えば、第9問の質問で予防注射の質問が出て来ます

「世界中の1歳児の中で、何らかの病気に対して予防接種を受けている子供はどれほどいるか?」
正解は80%もの子供は予防接種を受けれている

14の国のデータが載っていますが、正解率は6~21%

 

このようにドラマチックな世界の見方によって、実際とは異なる事実を覚えている事わかりますね!

なら、完全に無くしてしまうのが良いのか?と言われそうですが

ドラマチック本能を無くしてしまうのではなく抑制する事で

世界を正しく見ることが出来るようになります

 

そうすると、質問の正解率はチンパンジーより高くなっていくでしょう

なので13の質問はこの本を読み始め読み終わってからの2回してみると

全然違う正解率に変わっているはずです

(ぜひ、2回してみてください!)

 

ファクトフルネスに出てくる本能とは

ドラマチックな世界の見方をするのには人間に隠された10の本能が関係しています

その本能によって人はドラマチックな世界の見え方をしてしまう

なので高学歴の人や専門家のような人たちも13の質問では低い正解率を出してしまっている

 

ファクトフルネスでは、その10の本能についてより詳しく書いてあるので見ていきましょう

 

ネガティブ本能

世界はどんどん悪くなっているように感じることは無いでしょうか?

色んなメデイアや報道を見ていると治安や貧困のニュースが出ていて

苦しんでいる人が増えていっている気がしますが

過去から考えると世界は良くなっている傾向にあります

(いま貧困や色んな事に苦しんでいる人も居るのは確かです)

 

本書の中で2つのことが記されています

減り続けている悪い事
増え続けている良い事

 

どちらも16の項目が書いてあります、その中で少し見てみると

減り続けている悪い事

  • 飢餓
  • 大気汚染
  • 乳幼児の死亡率

 

増え続けている良い事

  • 農作物の収穫
  • 科学の発見
  • 小児がんの生存率

対象的に並べて見ましたが、これだけ見ても世界は良くなっていってるのがわかります

 

なぜ世界が悪くなっているように感じるのか?

それは悪いニュースの方が広まりやすいことが関係しています

ドラマチックな見方によって「危機感」を感じてしまい、世界は悪くなっていると思ってしまうからです

 

もちろん良いニュースも増えている事は事実

しかし、ゆっくり変化していく良いことはニュースになりにくいんです

もっと報道してくれれば、悪くなっているという認識も良くなってくると思いますけどね!

 

焦り本能

「焦って行動したことで失敗した」人生で一度は経験が無いでしょうか?

誰にでもこのような事は起こりますが、その焦りも本能によって起こされるんです

 

焦ると思考・誤った判断が出来なくなります

例えば

生活で必要ないものでも「本日限定〇〇円」と書かれていれば、買ったほうがお得では?とみんな思いますね

しかし実際に買ってみたら、使わなかったり無駄な買い物になったりします

この例では買い物で例えましたが

 

もしこれが世界の危機やネット情報だとしたらどうでしょう?

近年でもありましたが、感染症が流行ってネットでデマの情報が回ったことがあります

そのデマ情報を信じた人が買いだめを行った結果、商品がなくなる自体が起きました

テレビの報道等で注意喚起をしていましたが、買いだめをする人は減りませんでした

しかし、色んな関係各社が頑張ったおかげで商品はすぐ入荷

買いだめをしてしまった人は焦って買ったおかげで必要以上の在庫を持つ事になりました

(ここでの例を上げれば、マスクやトイレットペーパー)

 

危機感を感じたり、持つことはすごく大事な行動ですが

焦って、正しい判断や思考を持てなくなるのは失敗やパニックにつながるんです

そんな時は一度深呼吸や考える時間を作って冷静な判断が出来るようにしましょう!

 

著者が危惧する5つのリスク

ここまで2つの本能とドラマチックな本能について紹介しました

その他にも8つの本能がありますが、それは本書で確認してみましょう!

 

ファクトフルネス(FACT FULNESS)の著者

「ハンス・ロスリング」は5つのグローバルなリスクについても紹介している

  • 感染症の世界的な流行
  • 金融危機
  • 世界大戦
  • 地球温暖化
  • 極度の貧困

 

現在進行系のは2つ「地球温暖化」と「極度の貧困」

地球温暖化はまだまだこれから解決に向かっていかなくては行けない問題

解決するには長期的になるので世界の人々が問題解決に向かっての課題とも言えます

 

極度の貧困に苦しんでいる人はまだたくさんいます

その貧困から抜け出すには、環境や教育といったものが必要になってくるんだ著者ハンスは書いていました

 

そしてコロナウイルスの感染拡大でプラス2つの問題も発生しました

「感染症」「金融危機」

 

コロナウイルスは世界的に流行しています

それの伴い、外への活動ができなくなることで経済が回らなくなり、金融危機も起きました

 

ファクトフルネスを特に読んでほしい人

この本を色んな人に読んでほしいんですが

特に読んでもらいたいのが、経済を回したり、メデイアに多く出ている

「ジャーナリストや活動家、政治家、投資家、経営者」のような人たち

 

トップ層の人たちが世界のことを間違った認識のままでは

5つのリスクはもちろん、様々な問題は解決しません

過去のデータをアップデートして正しい世界の認識を知ることも問題解決に繋がっていくでしょう!

 

まとめ

ファクトフルネスはとても内容が濃ゆく、様々な事を教えてくれる本です

正しく世界の事を知ることで自分の中の世界の認識をアップデートして行きましょう!

 

13の質問

1問目 「現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初期教育を修了するでしょうか?」

  • A 20%
  • B 40%
  • C 60%
答え
: Cの60%

 

2問目 「世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょうか?」

  • A 低所得国
  • B 中所得国
  • C 高所得国
答え
: B 中所得国

 

3問目 「世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?」

  • A 約2倍になった
  • B あまり変わっていない
  • C 半分になった
答え
:C 半分になった

 

4問目 「世界の平均寿命は現在およそ何歳でしょう?」

  • A 50歳
  • B 60歳
  • C 70歳
答え
:C 70歳

 

5問目 「15歳未満の子供は、現在世界に約20億人います。国連の予想によると、2100年に子供の数は約何人になるでしょう?」

  • A 40億人
  • B 30億人
  • C 20億人
答え
:C 20億人

 

6問目 「国連の予想によると、2100年には今より人口が40億人増えるとされています。人口が増える最も大きな理由はなんでしょう?」

  • A 子供(15歳未満)が増えるから
  • B 大人(15歳から74歳)が増えるから
  • C 後期高齢者(75歳以上)が増えるから
答え
:B 大人(15歳から74歳)が増えるから

 

7問目「自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう?」

  • A 2倍以上になった
  • B あまり変わっていない
  • C 半分以下になった
答え
:C 半分以下になった

 

8問目「現在、世界には約70億人の人がいます。下の地図では、人の印がそれぞれ10億人を表しています。世界の人口分布を

正しく表しているのは3つのうちどれでしょう?」

  • Aの地図
  • Bの地図
  • Cの地図
答え
:Aの地図

 

9問目「世界中の1才児の中で、何らかの病気に対して予防注射を受けている子供はどのくらいいるでしょうか?」

  • A 20%
  • B 50%
  • C 80%
答え
:C 80%

 

10問目「世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?」

  • A 9年
  • B 6年
  • C 3年
答え
:C 9年

 

11問目「1996年には、トラ・ジャイアントパンダ・クロサイはいずれも絶滅危惧種に指定されていました。この3つのうち、当時よりも絶滅の危機に瀕している動物はいくつでしょう?」

  • A 2つ
  • B ひとつ
  • C ゼロ
答え
:C ゼロ

 

12問目「いくらかでも電気を使える人は、世界にどれくらいいるでしょう?」

  • A 20%
  • B 50%
  • C 80%
答え
:C 80%

 

13問目「グローバルな気候の専門家は、これからの100年で、地球の平均温度はどうなると考えているでしょう?」

  • A 暖かくなる
  • B 変わらない
  • C 寒くなる
答え
:A 暖かくなる

 

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