いつもの散歩ルートの森の小道にマッシュルームが群生している。ずうっと気になっていたので、今日こそは調べてみよう。
ちゅーことで
三種類サンプルゲット。(右の2つは同じ種)
レッツ アイデンティファイ きのこ!
まず、右の2つ。こちらの気になっていたマッシュルーム。森にわんさか群生してたり、フェアリーリングになって生えてたり、よく目にするマッシュルーム。
傘の大きさ18cm リングなし。
若いキノコは傘が丸いが、成長するに従って傘が上がってきてエッジがフリルのように波打ってる。メジャーなよく森で見るキノコなのに知らないって、自然と共存する地球の住人の一員としてあってはならないことよっ。キッパリ。
まず、匂いチェック。手に取るだけで美味しそうなキノコのいい香り。ふつうに食べれそうな感じ。
断面
これは Clitocybe nebularis 傘の大きさは5cm~25cm
日本名はハイイロシメジ。良いだしが出るみたいだけど、食べると腹痛をおこす人もいるらしい。食べないほうがよいだろう。五人に一人は食中毒になるというロシアンルーレット的なマッシュルーム。
それでも食べたい人は自己責任でよろしく。
次のきのこいってみよー。こちら
レッツ アイデンティファイ きのこ!
茶色のこぶりなキノコ。リングなし、傘は6cmくらい。
こちらは苔に生えていて、とても水分をふくんでいて採ったときにもう軸がグチャっと潰れた。
傘の部分も水分でぷるぷる。
たぶんこれは gymnopilus picreus
日本名は チャツムタケ
水分を含んでいるときはオレンジ、茶色。ドライな時は色が黄色かベージュらしい。
毒キノコ。
そして、今回一番テンションアゲアゲ〜のきのこがこちら。
一見して、食用可のフィールドマッシュルームみたい……。
覚えているだろうか、夏の終わり頃にうちの庭に突如として生えてきた謎のマッシュルームを。その時の謎のきのこは食用可のフィールドマッシュルームと判明したのだけれど、それにクリソツな毒キノコがあるので気をつけようっていう、それはそれはためになる記事をかいた。
↓ こちらの記事 ↓
ではでは、そのフィールドマッシュルームにそっくりなこやつ、
レッツ アイデンティファイ きのこ!
傘の大きさ12cm、リング有り。
まず、匂いは無臭。フィールドマッシュルームはナッティなキノコの良い匂いがしたけれどこれは無臭。あきらかに違う。
そして次のテスト。傘に傷をつけてみる。
するとどうだ、見る見るうちに毒々しい黄色い汁がでてくる。
決定的な証拠。アガリクスグループの白いキラー、イエローステインマッシュルーム。
毒キノコだ!!
毒キノコ。きゃー、みんなー、毒キノコよ〜〜〜!!
この目で、ハッキリと識別、確認できるなんて。知識とファクトが重なり合うこの瞬間。快感ーーーーそして、達成感。サティスファクション。
あぶない刑事が容疑者を追ってそいつが黒だとわかったときの感じ。
食べることを前提じゃないから、毒キノコとかまじテンションあがる。
今、私は毒キノコを持っている。持っているのよー。
あー、これってマイナスドライバーと比べてどうなんだろう? 持ってて大丈夫? 逮捕されない??
森のきのこ識別&認識でテンション上がる雨の日。