すめらぎいやさか。

拙ブログへお越しくださり感謝もうしあげます。

被災された被災地の皆様に衷心よりお見舞いもうしあげます。

一日も早く、従来の生活が戻ることを願ってやみません。

日々の更新を怠る日々が続き、ご来訪くださる皆様にあらためてお詫び申しあげます。

もう幾日か経つとお彼岸です。

ご来訪くださる皆様におかれましては、日々の安寧に感謝しご先祖さまへの感謝と故人への報恩の報告に墓参されることでしょう。

 

今や若い世代や無信心の方々においては死語に近い存在となってしまった「ご先祖様」。

現在の平和で豊かな世の中を享受している現代人には想像が難しいですが、ご先祖様は、歴史上にある戦争や飢饉など、過酷な時代を生き、命を繋いできました。それらを乗り越え今の我々の存在があります。わが国でも大飢饉があった際には、人口が激減するような想像もできない過酷な状況もありました。我が子を生かすために、親は自らの命を投げうってでも食べ物を与えて救おうとしたことが多くの文献等でも知られています。現代日本の価値観はご先祖様の存在をどんどん忘れてしまう方向に向っています。日本人が日本人らしさを失っていくのは寂しいかぎりです。日本列島に日本人が営みをはじめ日本人の命が連綿と紡いでこられた。今生きている我々は天壌無窮に続いている命のつながりの中の「今」を生きています。これが「中今を生きる」神道のことばです。命は、自分のもののようであって、借り物です。先祖から受け継いで、それを次に受け渡し、伝えるものなのです。今の時代は苦しくとも、子や孫子の時代をよくしたい、そうするには自分はどう生きるか、どう生きたらよいのかの答えが自ずと生まれてきます。過去を未来に繋ぎ未来を安泰なものにするには「今」の積み重ねが大切です。かって日本人の誰もが持っていた価値観をもう一度取り戻していくことこそが必須ではないでしょうか?

 

 

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