山の麓の茶の湯つれづれ

山形県金山町の茶道教室です

松の雪と琥珀

2020-08-01 08:08:03 | お菓子

今日ご紹介するのは、ともに京都のお菓子です。

右のお菓子が丸太町かわみち屋さんの「松の雪」。

蕎麦ぼうろの生地に砂糖がまぶされています。

けしの実と抹茶の二種類で、淡い黄と緑がとても風情のある趣です。

口に入れると蕎麦の香りがふわっとして、蕎麦ぼうろ好きとしては嬉しい一品です。

 

左のお菓子は鶴屋光信さんの琥珀。「齢」と名付けられた柚子と抹茶の琥珀糖です。

琥珀糖は最近では手作りされる方も多いようですね。

寒天と砂糖のシンプルなお菓子ですが、シャリシャリした食感とキラキラした美しさが魅力です。

小さなお菓子ですが、柚子と抹茶の味がしっかりして存在感があります。

 

淡いやさしい色合いの松の雪に、キリっとした印象の琥珀が引き締めています。

団扇の菓子皿の上で、互いに引き立てあっています。


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