酷道と険道のはなし(今回は酷道) 3 | 片付けがはかどる方法 外伝

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続きです。

新潟側からの酷道踏破を成遂げた人がいるんです。
廃道探検家のHさん。

自身のウェブサイトで公開した
踏査記録は、冒険そのもの。
2007年秋、清水集落からアタック。

途中山中でビバークしながら進むも、
もろい崖に阻まれ撤退。
翌年には清水峠から逆道をたどり、踏破に成功。

つらく、痛めつけられるばかりで見どころもない。
命の危険もある。それでも恋い焦がれ続けた道。
ものすごい達成感でしたと懐述。

国道なのに酷い道。そんな不自然さの背景を、
調査で明らかにするおもしろみがあるとHさん。

五感を研ぎ澄まし、肉体を駆使し、
冷静な心で踏み込んでいく。

多くの廃道をそうして歩いたHさんをして、
291号は”日本の道路の極地”。

日本列島中央部で、厳しい自然と過酷な地形、
数奇な歴史に翻弄(ほんろう)され、
人を拒み続けつつ、現役の国道があります。


でもね、これ位の物語のある道はそうありません。


送電線を巡回する元国鉄職員だった
民宿”やまご”の天狗様は、
山を知り尽くしています。

行き着いた先は・・・

国道のど真ん中に山が盛られ、
鉄塔の一脚がドンと埋込まれているんですよ。
え゙・・でしょ。

は!?、JRの送電線ですよ。国鉄の時代に
つくられたものだと。天狗様の言葉に脱力。
国道貫通するつもりはないんだな・・・

291号の通行を阻んでいたのは
自然の猛威だけではなかったわけです。

291号はずーっとこの山肌を迂回(うかい)して
峠に向かっている。
山菜採りにだって遠くて使えない。

もう死んだんだ、この道は。

と、天狗様が涼しげな顔で発言しています。
天狗様が言うんだから
この道は終わりかも知れんです。



★例によって余計な解説

明治政府が国家事業として開いた清水越えのルート。

開通時は国道8号の指定を受けていたんです。

これは、越後の米をより早く関東へと運ぶ
『米の道』の役割と同時に、

新潟港開港を迫る外圧に対抗する
『軍事道』としての役割もあったようです。

しかし、交通はすぐに途絶し、
大正時代には県道に降格・・・・。

291号として再び国道に指定されたのは1970年。
数字がだいぶ増えたね。一ケタから三ケタか・・

当時は山間地を切り開き
スカイライン(某社の車ではなく)などと名付けられた
山岳観光道路が全国各地に次々とできていました。

291号を観光道路として復活させたいという声は
今も地元にはあるようですが、実現は難しそう。

地元の新潟県と群馬県が管理していますが、
清水越えの区間は大部分が、
実質手つかずのまま放置状態になっています。

理由として新潟県では、国道17号等、整備され、
安全通行が確保された国道が近くにあるからと。
峠越の国道は何本もイラナイよって事かな。

再開発の可能性を聞くと両県とも
”今のところ予定はありません”ですと。
完全一致ですね(失笑)

歩行も困難な新潟側に対し、群馬側は
登山地図にルートが記され、
一応は歩けることにはなっています。(国道ですよ)

でも雪が深い年は八月になっても
通行できるか見通せない状態もあると。

そんな道がなぜ、廃道にならないのか。

仕組みとして、地元から国へ要請しないかぎり
行政上の国道が消えることはないようです。

要請しろ。.国道である限り国税の支出がある。
放置しないでもらいたいね。両県とも。
自県の懐が痛まないからか??

熟考を望みます。

我々片付け隊は、常に貴方の
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伝え続けていきます。

これまでも、これからも。

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