【銃・病原菌・鉄】新型コロナは社会の痛いところを突いてくる
志村けんさん死去でようやく「コロナは怖い」と思った
こんにちは。
冷静に考えると2か月前、いや1か月前でも全く思いもよらないことになっている、まさに「世紀末」だなと思わざるを得ない状況ですね。
史上初となるオリンピックの延期、そしてヨーロッパを始めとする昨今の状況を考えると、まさに世界の歴史が動いているなと感じた今日この頃です。
特に、志村けんさん死去の一報はとても驚きました。
「ついこの間までテレビで観ていたあの志村けんさんが…」
「まさかあの志村けんさんが…」
というのが正直なところです。
志村けんさんは70歳と高齢ですが、誰もが知る芸能界の大御所が亡くなったニュースで若者である私にとっても大きな衝撃でした。
ある意味"ようやく"初めて「コロナは怖い」と痛感した部分もあります。
前回の記事でも言及しましたが、「感染症」というものはこれほどまでに社会の痛いところを突いてくる、社会問題を浮き彫りにするものなんだな、と浅学非才ながら実感しております。
まさに、新型コロナはまさにグローバル社会、資本主義社会にとって弱い所を「チクチクと」突いている感じがしますね。
同時に、世界的名著『銃・病原菌・鉄』は現代社会においても通用する、流石は世界的名著と言われるだけはあるなという感想を持ちましたね。
- 先進国と発展途上国の「違い」はなんなのか
- アフリカの黒人がヨーロッパを植民地化する可能性はなかったのか
というのがこの本のテーマであり、その大きな要因が「銃・病原菌・鉄」というわけです。
歴史に興味がある方、そして歴史を好きになりたい方には是非お勧めしたい一冊です。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)