自分の家族はしばしば起こるのに、他の人には起こらずまったく共感してもらえない症状・・
水や唾を喉に引っ掛けて呼吸困難になる
初めてこの症状が起こったのは小学校の頃。
寝ていて唾が気管に入りそうになったその瞬間呼吸ができなくなったのです。
急なことでビックリして、居間まで無呼吸で走っていったのを覚えています。
幸いすぐに呼吸ができるようになり事なきを得たのですが・・
それ以来、年に数度
- 水が気管に入りそうになって・・・(果物の甘い汁は要注意)
- 寝ているときの唾液で・・・(疲れていると起こりやすい)
- 泳いでいるときに鼻から水が入って・・・(特に海の塩水はひどい)
起こり続けてきました。
喉に引っかかったときにむせたら大丈夫なんですが、これになるとせき込むための空気を取り込むこともできないので本当に辛いです。
一体、この症状は何だろうかと思って調べてみたら、これではないかというのが見つかりました。それは・・
乾性溺水
通常、人間は口から水が入ってきた場合、飲み込んだり、せき込むことで気管に水が入らないようにしていますが、溺れた時や夢中で泳いでいる時に水を飲みこんだりむせるような状態が続くと気管の入り口である喉頭部でけいれんが起き、声門が閉じて窒息、低酸素状態に陥ることになり、これを「乾性溺水」といいます。
この「乾性溺水」はたったスプーン1杯の水でも起こる可能性があり、人間に備わっている自己防衛機能により誰にでも起こり得るものです。
溺れたときに肺に水が入らないようにする人体の防衛機能が誤作動(?)して自分で喉を閉めていたんですね。
最悪、死ぬこともあるらしいので起こさないようにしないと・・。
ちなみに、自分の曾祖母もよくこの呼吸困難になっていたらしいのですが、歳と共に喉頭の反射も衰えて徐々に起こさなくなっていったそうです。
最後に、長年乾性溺水してきて分かった対処法を
- まずは落ち着く。寝てるときに起こったらかなりビックリするけど慌てずに。
- 口から大きく息を吸い込もうとしてもできないので焦るが、意外と鼻呼吸で少し空気が入ったりする。
- (家族の話ですが)水を飲んだら治るらしい。
- 少しでも空気が入ったらこっちのもん。そこから徐々に気管が緩む。
でも、気を付けて起こさないのが一番ですね。
周りの人もビックリさせてしまうし。
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