今回は恋柱 甘露寺蜜璃について見ていきたいと思います。
初登場時はかなりインパクトが強かったですよね。
柱の中でもかなり異彩を放っている彼女ですが、いったいどのような人物なのでしょうか?
この記事では彼女の人物像やアニメ後の活躍について詳しくまとめています。
甘露寺蜜璃とは?
鬼殺隊最高の剣士である、柱のうちのひとりです。
恋の呼吸の使い手なので恋柱と呼ばれています。
アニメでは第22話で初登場しました。
柱会議で禰豆子の処遇を決めるシーンですね。
ピンクで大きくカールした髪や、露出の多い隊服と、かなり印象的な見た目をしていましたね。
また、他の柱たちはいかにも「強そう」な人が多い中で、乙女チックな甘露寺は特に目立っていたと思います。
一方で、炭治郎と禰豆子を即刻処分しようとする他の柱たちをなだめ、お館さまの判断を仰ぐように提言していました。
血の気の多い柱たちの中でも、甘露寺さんは柔軟かつ穏健な考えを持っていることがわかります。
恋の呼吸とは?
恋柱である甘露寺蜜璃が操る、独自の呼吸法です。
もともとは炎柱 煉獄杏寿郎の継子であった甘露寺さんですが、オリジナリティが溢れすぎて独立。
自ら考案した恋の呼吸を極限まで鍛え上げます。
女性独自の関節の柔らかさと、彼女の持つ尋常でない筋肉を用いた、まさに剛柔一体の剣技と言えるでしょう。
また、彼女の日輪刀は特別製です。
その刀は極めて薄く柔らかくできています。さながら鞭のようですね。
刀鍛冶の里の長である、鉄地河鉄珍が特別に鍛え上げたものです。
彼女の身体能力と、しなやかな刀から繰り出される技の速度は、音柱である宇髄天元のそれを上回ります。
下手に扱えば自分を斬りかねない甘露寺さんの刀ですが、それを自由自在に操れるのが彼女の柱たる所以でしょう。
甘露寺蜜璃の身体能力
甘露寺さんは通常の人間とは違う体質を持っています。
筋肉の密度が通常の人間の8倍なのです。
作中では「捌倍娘」と表記されていました。要するに、すごい怪力です。
1歳2か月にして、15キロの漬物石を持ち上げた逸話もあります。
とんでもないですね。母親は人生で初めて腰を抜かしたそうです。
柱内腕相撲では富岡さんや不死川さんと並ぶ実力を発揮しています。
しかしながら、新陳代謝も通常の人間の8倍のようです。
そのせいか、甘露寺さんは異常なまでの大食いです。
作中では「相撲取り3人よりもまだ食べた」と言われていました。
ちなみに、実際に甘露寺さんのような体質の方が存在するようです。
通常、人の筋肉量は「ミオスタチン」というホルモンによって抑制されています。
何らかの異常でミオスタチンが不足すると、甘露寺さんのような見た目以上の筋肉量となるみたいですね。
他のキャラクターで言えば、「進撃の巨人」に登場するミカサも同じような体質を持っているようです。
甘露寺蜜璃の性格
甘露寺さんは見てわかる通り、天真爛漫で明るい性格です。
また、不死川玄弥に挨拶を無視されて泣くなど、かなりのお人よしでもあります。
なにかと闇の大きい人物の多い鬼殺隊なので、このような性格はかなり貴重でしょう。
柱合会議での禰豆子に対する対応から、穏健で柔軟な思考ができる人物であることもわかります。
そのせいか、鬼殺隊の中では身分を問わず慕われているようです。
禰豆子の面倒を見てあげたりと、もはやただの「良いお姉さん」という感じです。
「しつこくて素敵!」や「離れたところに独りぼっち。かわいい!」という発言にあるように大変惚れっぽい性格もあります。
同性であるしのぶさんにもキュンとしていたので、性別はあまり関係ないようですね。
そんな彼女ですが、何事に対しても楽観的なわけでもありません。
鬼に対しては毅然とした態度で臨んでいます。
また、炭治郎に対しては「生きていたらまた会いましょう」と発言していました。
その態度からは仲間を失うことに対しての彼女なりの覚悟が感じられましたね。
甘露寺蜜璃のプロフィール
・6月1日生まれ ふたご座 19歳
・身長167センチ 体重56キロ
・趣味 料理 メンコ
・好物 さくらもち
甘露寺さんはかつて煉獄さんの継子として修業に励んでいました。
煉獄さんは20歳なので、子弟というよりは先輩後輩のような感じなんでしょうか?
年が近いこともあり、しのぶさんとも親しいようですね(しのぶさんは18歳)。
身長は大正時代の女性としてはかなり高い方です。
体重も比較的重めですね。
あれだけ大食いでこの体重に抑えているということは、それだけ普段の消費エネルギーが大きいんでしょうか?
好物はさくらもちです。
もともとは黒髪でしたが、さくらもちの食べ過ぎでピンクに染まったそうです。
突っ込みどころ満載ですね。
雷に打たれて金髪になる男もいるので、この世界では割とあることなんでしょうか?
趣味は料理なので、大食い以前に食事自体が好きなようですね。
自宅では養蜂を行い、はちみつを栽培しています。
また、最近は洋食が好みらしいですね。
カロリーが和食よりも高いせいでしょうか?当時の洋食は高価ですが、金に糸目はつけないということでしょうか?
交友関係の広い甘露寺さんですが、蛇柱の伊黒さんとは特に仲が良いようで、文通をしています。
着用している縞模様ソックスも伊黒さんお手製のようです。
また、単行本の扉絵では一緒に食事をしている様子が描かれています。
しつこくて性悪なイメージの伊黒さんですが、なんだかんだ良い人そうでほっこりしてしまいますよね。
甘露寺蜜璃の過去
甘露寺さんは5人兄弟に生まれ、鬼とは無縁の生活を送っていました。
17歳となった彼女はお見合いをしますが、ピンク色の髪に怪力、異様な食欲が原因でその縁談は散々な結果に終わってしまいます。
その後、彼女は自分の特質にコンプレックスを抱くようになります。
髪を黒く染め、力の強さを隠して過ごすようになりました。
食欲も家族に心配されるほど我慢していました。
そんな甘露寺さんのもとに結婚を望む男性が再び現れます。
しかし、彼女はそのまま自分を偽って生きていくことに疑問を覚えました。
黒髪なのも、力の弱いことも本来の自分ではないのです。
その後、甘露寺さんは本来の自分のまま人の役に立ちたいという思いから、鬼殺隊にはいります。
また、鬼殺隊で自分より強い男性と結婚したいというトンデモな理由もありました。
凄惨な過去を持ち、強い憎しみを抱く隊員が多い鬼殺隊ですが、甘露寺さんにはそのような憎しみはありません。
自分本来の強みを活かして人助けをしたいというポジティブな理由から鬼殺隊に入っています。
ありのままの彼女を受け入れ、また感謝される鬼殺隊は天職かもしれないですね。
アニメ後の活躍
柱合会議の後、単行本12巻の100話にて再登場します。
上弦の陸との戦いで刀を損傷した炭治郎は、刀の修理を依頼するため、刀鍛冶の里を訪れました。
炭治郎はそこで、刀の調整に来ていた甘露寺さんと再会することになります。
またそこには炭治郎の同期である、不死川玄弥も訪れていました。
炭治郎と再会した甘露寺さんは、開口一番玄弥に挨拶を無視されたことを愚痴ります。
しかし、炭治郎に晩御飯がシイタケご飯であることを告げられると、すぐに機嫌を直していました。
甘露寺さんが食いしん坊だと判明したシーンですね。
その後、炭治郎と食事を共にし、禰豆子とも仲良くなっていました。
残念ながら、炭治郎たちよりも先に発つことになってしまった甘露寺さんですが、その際に「あなたは上弦の鬼と戦って生き残った。これはすごい経験よ。」と勇気づけます。
また、炭治郎に耳元で、刀鍛冶の里の秘密についてささやきました。
急に耳元なのでさすがの炭治郎も鼻血を吹いていましたね。
ちなみに挨拶を無視したと言われる玄弥ですが、実際は甘露寺さんのかわいさに固まってしまっただけのようです。
単行本の合間に描かれています。
絶賛思春期の玄弥にはあのグイグイくる感じは確かに厳しいですね。
甘露寺さんの去ったのち、刀鍛冶の里は上弦の伍、肆によって襲撃されてしまいます。
なんとか上弦の肆を相手に応戦する炭治郎、禰豆子、玄弥の3人。
炭治郎の危機に、まだ近くにいた甘露寺さんが間一髪で助けに入ります。
満身創痍になりながらも上弦の肆を4人で撃破。
「みんなで勝ったよ、凄いよぉぉ!!」と勝利を泣きながら喜びあいました。
まとめ
今回は甘露寺蜜璃の過去や漫画での活躍についてまとめました。
初登場時はかなりミステリアスな彼女でしたが、その人柄の良さから鬼滅の刃の数少ない癒し要素となっています。
彼女の活躍が映像化されるのがとても楽しみですね!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
<<<<<<<おすすめ記事ランキング>>>>>>>
★★★★★ 1位…鬼滅の刃を無料DLする方法
鬼滅の刃を合法的に無料でダウンロードできる裏技があるのです!
こんなに熱くて面白いのでやらなきゃマジでもったいない‼
★★★★ 2位…鬼滅の刃14巻を無料立ち読みした感想【覚醒する天才・時透無一郎】
刀鍛冶の里への強襲は続く。
上弦の鬼・玉壺の血鬼術で窮地に立たされた霞柱・時透無一郎の脳裏に、炭治郎の言葉がひびく。
そのあふれる優しさに、いままでどうしても思い出せなかった「自分の過去」を無一郎がよみがえらせる!
★★★ 3位…鬼滅の刃13巻を無料立ち読みした感想【不屈の男・不死川玄弥】
鬼殺隊を弱体化させるため、上弦の鬼・玉壺と半天狗が「刀鍛冶の里」に襲い掛かる。
ちょうど里に滞在していた炭治郎、禰豆子、不死川玄弥、そして霞柱・時透無一郎が迎え撃つ!
屈指の名キャラ・玄弥と無一郎の大活躍シーンをご覧あれ。