【小井手メソッド】痛みの真犯人は「膜」のセンサー【第2回】

こんにちは、小井手です。
第2回では、セルフケアについてお伝えしようと思っていましたが、痛みの話をもう少しさせて下さい。
これを知らないと何をやってもセルフケアの効果が出てこないので、、、。

それでは、痛みについて皆さんにはもう少し詳しくなって貰いましょう。

重要なポイントを先にお伝えしますね。
「関節が変形している?
でも、そんなの関係ねぇ!」

前回の内容の中に、
「痛みはセンサーが反応して神経を通り脳へ伝えられる」とお伝えしましたね。

そもそも、そのセンサーはどこにあるの?
どこのセンサーが反応して痛みを感じているの?
それらを知っておくことはセルフケアに於いてもとても重要です。

私の治療院にお越しになる患者さんを例にお話ししていきます。

初めてお越しになる患者さん、特に膝痛や腰痛で悩んでいる方の多くは、決まり文句のように
「膝の軟骨が変形しているから」
「背骨の軟骨が変形しているから」
それが原因で痛みが出てるんですよね?とおっしゃるのです。
私は、「変形しているのは事実だと思いますが、そこが痛みを出している訳ではありませんのでご安心ください」と必ずお伝えします。
なぜかと申しますと、
人間の関節を構成している関節軟骨には、痛みを感じるセンサーは存在していないと言われているため、いくら変形が起こったところで痛みを出すことは無いからなのです。

では、どこが発信源なのか?
発信源は、「膜」のセンサー。
人間のカラダの中には、膜状のものが張り巡らされており、その膜には無数のセンサーが存在すると言われています。
皮膚の下にはボディースーツのように全身を覆う「浅筋膜」、筋肉を包む「深筋膜」、内臓を包む「腹膜」、眼球を包む「結膜」などなど。
膜が覆っていると言うより、膜の中にそれぞれの組織が入り込んでいると言っても過言では無いほど沢山の膜があるのです。
これらの膜のセンサーは決まった神経を通過して脳に伝わる通路を持っていますので、同じ通路を経由していれば、膝から離れた場所であっても膝が痛いかのように感じてしまいます。
私の経験上、
膝痛の場合、股関節から踵の辺りまでの膜が原因になることが多いように思います。

これこそが痛みの真犯人!

では、このセンサーの反応を止めるには何をしたらよいのか、次回以後にお伝えしますね。

 

この記事を書いた専門家
東京都世田谷区奥沢にあるトリガーポイント鍼灸治療・Fascia(ファシア / 筋膜)治療専門 THE DiMEは、専門鍼灸治療やマッサージの資格と経験のもと、慢性痛などの痛みに悩む患者様と向き合ってトリガーポイント療法の施術を行っております。
https://www.dimedime.jp/
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