重ねシンバル、スタックシンバル。
ドラムをやっている方ならほとんどの人はわかると思います。
通常は単体で叩いて鳴らすシンバルを、新しい音を求めあえて重ね、音量や残響を減らし音色を変えるというやつ。
重ねシンバルと言えば・・・・はテリー・ボジオかな。
大昔の事ですが、重ねシンバルをセットに取り込んでいる人はいましたが、実際に曲でどう使っているのかを見聞きした事が無く、自分でセッティングしても「音量も下がるし、サスティン短いし、どう使うんだこれ?」って感じで使いあぐねていたんです。
そんな時、このアルバム聴いて「これか!」って思えたのがテリー・ボジオのプレイだったんです。
代名詞(?)的なバスドラとの連打や、現代ではよく耳にする複数の小さ目のシンバルでやっているリズミックでメロディックなプレイなども当時からやっていたんですよね。(彼は大き目シンバルでもやってました)
1989年!そんな前か!
この中から何かと選べば・・・・・
8分で刻んでいるのがシンバルじゃなくて、ロートタムのリム・ボディをハイハットの様に使ったヤツで、シンバルで遊びまくってる感じ。
当時、参考にさせていただきました。(真似て学ぶのじゃ!)
ちなみにその時やっていた「重ね」の一番アフォなのは、土に埋めてガランガランな音にしたZildjianのシズル付き20インチチャイナ(もらいもの)に小口径スプラッシュを重ねたヤツ。
重ねシンバルは無限の組み合わせが可能だし、割れちゃったシンバルの再利用とかにも
しばらくすると、大手シンバルメーカーからは「重ねる専用シンバル」まで発売されてました。
一番よく目にするのは穴あきシンバルを使っている人だとは思います。
そんな穴あき、今では最初から「スタックシンバル」として発売されちゃってます。
世の中が欲する音色が固まってきちゃったからこう言うのが出てきたんですかね。
悩むならこの中から好みのサイズを買っちゃうのも良し。
Youtube見るドラマーなら(ほぼ)みんな知ってるシライミュージック、シライさんお茶目です。
わざわざ「専用」を買わなくても、お手持ちのシンバルで実験してみると「おや?いい音ジャン!」なんて組み合わせがあるかも・・・・
そう言えば、ちょっと前にこんなツイートもあった
スタックシンバル(重ねシンバル)提案シリーズStacktoberも遂に最終回Week 4❗️🥁💥
— Zildjian Japan🇯🇵 (@ZildjianJapan) October 31, 2018
先日の楽器フェアで配布したSTACKTOBER LISTも是非チェックしてみてください😎👍✨https://t.co/FBIkVPBonE#Zildjian#ジルジャン#スタックシンバル#重ねシンバル#STACKTOBER pic.twitter.com/4J06HeyInA
ちょっと人とは違う音を出したくなったら是非!