お金の不安をファイナンシャルプランナー(FP)に相談 第2弾

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ファイナンシャルプランナーに相談してみた 第2弾 お金の管理

以前、ファイナンシャルプランナー(FP)へのお金の不安に関する相談を記事にしました。今回、思いたってまた相談に行ってきましたので、その状況をお話ししたいと思います。

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今回のファイナンシャルプランナー(FP)相談内容 お金の不安

今回のファイナンシャルプランナー(FP)相談内容

まず前回の相談内容を振り返ってみましょう。前回の相談の目的は、お金の不安ということで以下の2つでした。

  1. 将来のマネープラン
  2. マネープランを実現するための資金運用計画

その中で必要な資金計画や利回りなどの説明を受け、投資などに向けた的確なアドバイスをもらいました。また将来のマネープランで必要になる費用、介護や家のリフォーム、車の買い替えなどについてもアドバイスがありました。最後は介護保険商品の説明を受けて相談を終えています。お金の不安を解消できました。

さて今回の相談目的は以下の2つです。今回も私の将来のお金に関する不安についてです。

  1. 定年後に必要な収入
  2. 住宅ローンの繰上げ返済

1については、50代を迎えて定年後を見据えた際、一体いくら稼ぐ必要があるのかということを相談したかったのです。2については、現在も残っている住宅ローンを繰上げ返済すべきかどうかを確認したかったのです。

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定年後に必要な収入はいくらか?

定年後に必要な収入はいくらか?

それではまず最初の相談ポイントについてです。最近は60歳の定年後もそのまま再雇用で働ける会社が多くなっています。しかし働ける期間は65歳までというのがほとんどです。人生100年の時代を迎えて、お金が必要になります。65歳まで働いたとしても、残り35年あります。70歳、80歳まで働く必要があるのかどうかという不安からこの相談に行き着きました。

相談の流れは前回と同じで、まずこちらの資産や家計の状況を説明するところから始まります。私はマネーフォワードMEというツールで資産や家計の管理をしていますので、スマホでマネーフォワードMEを見せながら今の状況をFPの方に説明してゆきます。

FPの方からは、必要な収入を考える前にまず必要な生活費についての説明がありました。一般的には月額25万程度の生活費が必要と言われていますが、一部上場企業に勤務している人がリタイアした後はだいたい月額35万円程度が必要になるということでした。これもFPの方が多くの人からの相談を受けたリアルな数字だろうと思います。説得力のある数字だと認識しました。

その後FPの方とやり取りをする中で、定年後にどの程度の収入が必要かがわかってきました。ひとまず一つ目のお金の不安を解消できました。

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定年後はいくら足りなくなるか?

定年後はいくら足りなくなるか?

巷では90歳まで生きるとして2,000万円足りなくなると言われていますが、リアルにはどのくらいのお金が必要な状況なのでしょうか?これも不安要素です。

FPの人は、先ほどお伝えしたとおり、必要な生活費を月額35万円として試算してくれました。月額25万円の年金をもらうとすると月に10万円が足りなくなります。これらを元に、不足額について65歳から90歳までの試算をします。

(25万円-35万円)×12ヶ月×25年=-3,000万円

結果として3,000万円の不足額があるということになりました。定年までにこれだけの蓄えが無いと難しいということがわかります。ただし、年金額や月額の生活費などは人によって千差万別ですので、あくまでも前述の前提条件で計算した場合ということをご理解ください。

こういった考え方を提示し実際の数字を示してくれるのが、FPの方の役割ということになります。皆さん老後のお金について不安を持っている人も多いと思いますが、一番の不安は「具体的な数字がわからない」ということだと思います。このようにある前提を置いて計算すれば、将来必要なお金が見えてくるので、ある程度不安も解消されるのではないかと思います。

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生活費のダウンサイジング

生活費のダウンサイジング

さて我が家の家計をFPの方に見てもらったところで、改善点を出してもらいました。光熱費、通信費、交通費、日用品費などはほぼ問題ないとうことでしたが、食費が多かったのです。以前にもお伝えした通り我が家はエンゲル係数が高めだったのです。

では食費をどのくらい落とす必要があるのか。先ほどお話しした試算に基づき、30%程度のダウンサイジングが必要であることがわかりました。これもお金を見える化して不安を解消した上で、どこに問題があるかということを明らかにした成果だと思います。

食費の削減についてFPの方からもう一つアドバイスをもらいました。それはいきなり30%削減というのは難しいので、最初は10%程度の目標にしてはどうかということです。これはダイエットと同じで、無理をして食費を抑えると、ストレスが溜まるとともにリバウンドのリスクがあります。この点も参考になりました。

各家庭によってダウンサイジングの項目は異なると思います。我が家は食費でしたが、あるところは電気代などの光熱費かもしれませんし、あるところは携帯などの通信費かもしれません。それぞれの家計に応じたアドバイスをもらえるということもFP相談のメリットだと思います。

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住宅ローンの繰上げ返済は必要か?

住宅ローンの繰上げ返済は必要か?

今回のFP相談のもう一つの目的である、住宅ローンの繰上げ返済は必要かどうかについてはどうだったでしょうか。住宅ローンを抱えている家庭では、これも大きなお金の不安の一つですね。

この問題についても色々な観点でアドバイスをもらいました。一つは住宅ローンを完済するパターン。これは手持ち資産に余裕があれば可能となります。私の場合は、残高も減っているためなんとか繰上げ返済できるという試算もできました。ただ、繰上げ返済後に私が死亡すると、住宅ローンを支払う必要も無くなります。

私がなんとなく納得しない顔をしていると、FPの人が別の提案をしてくれました。それは、残金をそのまま繰上げ返済するのではなく、住宅ローンの金利を上回る運用ができれば返済のための費用をそのまま確保できるというものです。

私はこの提案に興味を持ちました。というのも住宅ローンの金利は極めて低く、金利の負担はそれほど大きくありません。それを上回る運用をすることができれば、例えば10年後に返済してもいいわけです。お金の運用が大好きな私はなるほど、と思いました。

例えば住宅ローンの金利が1.5%だとすると2%程度で手持ち資金を運用できればいいのです。2%くらいであれば、色々な投資の手段があるので、これは使えそうです。皆さんも参考にしてみてはいかがでしょうか。

ということで、今回のFP相談も2つの不安を解消することができ、満足して家路につきました。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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