お父さん、気づいたね! 声を失くしたダウン症の息子から教わったこと

ダウン症・呼吸器機能障害・音声言語障害のある息子のお陰で、毎日を幸せに生きられるようになった学びと気づきを綴ります。

3カ月間の謎が解けた! そして…

息子とは毎日一緒にお風呂に入り、

体や頭を洗ったり、

お風呂上がりに、体を拭いたりしています。

 

そのお風呂で、

ちょっと気になったことがありました。

 

頭を洗い流したあと、

息子が洗面器をじーっとのぞき込みます。

 

3カ月ぐらい前から

毎日じーっと見ています。

 

それまでは、そういう行動はありませんでした。

 

洗面器にはプーさんの絵があるので、

f:id:tanaka-shinichi:20191205160846j:plain

プーさんの絵が気になりだしたのかな~?

プーさんが好きになったのかな~?

ぐらいに思っていました。

 

そして昨日、何気にふと洗面器を見てみると、

プーさんの絵が剥がれているのに気づきます。

f:id:tanaka-shinichi:20191205160911j:plain

私は裸眼で視力が0.1なので、

よく見ないと気づきません。

 

息子は3カ月ぐらい前に

プーさんが剥がれているのに気づいて

毎日その状況を観察していたんだ!

 

やっとこの3カ月の謎が解けました。

 

息子に聞いていみると

(心の会話です)
 

そうだよ、気づくの遅いね。

観察力がないね。

お父さんは慌ただしく

毎日を過ごしている。

だから気づかない。

自分を感じる。

この時間が大事だよ。

 

また、ちょっと諭されました。

 

「ひょっとして、

 彰ちゃんの行動を

 お父さんに

 気づいて欲しくて

 毎日見ていたの?」

 

と聞いていみると、

 

気づいて欲しいとかは

思っていないよ。

ぼくは、ただ

観察しているだけ。

 

「そうか。そうだった…」

 

息子は人に対するコントロール願望はありません。

 

人に気づいて欲しいために、

何も言わず行動し続けることがありますが、

そういうことすら息子になかったんだ。

 

浅はかな質問をしてしいる自分が

まだまだな~と思いました。^_^;

 

 

↓↓↓今日も応援クリックお願いします↓↓↓

にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ